「幼い日に見た夢 いわさきちひろ展」が、ちひろ美術館・東京にて2022年3月12日(土)から6月19日(日)まで開催される。
いわさきちひろは、「子どもの幸せと平和」をテーマに多くの美しい水彩画を描いた、日本を代表する絵本画家。みずみずしい色彩で描かれた作品は観る者を惹きつけ、彼女がこの世を去った今もなお愛され続けている。
両大戦間、東京・山の手で恵まれた少女時代を過ごしたいわさきちひろ。その後、青春時代を過酷な戦時下で過ごした彼女にとって、平和で豊かな子供時代は生涯心の中に息づくものだった。また、当時「コドモノクニ」などの絵雑誌を舞台に花開いた童画に感銘を受けたことも、ちひろを絵本画家として方向づけた大きな出来事であった。
本展では、そんな彼女の“幼少期”にフォーカス。いわさきちひろが子ども時代に接した童画とそこから受けた影響を紹介するとともに、絵画「あやめと少女」「しゃぼん玉をふく少女」など、“幼い日の思い出”をみずみずしく映し出した作品約70点を紹介する。
【詳細】
「幼い日に見た夢 いわさきちひろ展」
開催期間:2022年3月12日(土)~6月19日(日)
会場:ちひろ美術館・東京 展示室1・3・4
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
開館時間:10:00~16:00(最終入館は15:30まで)
休館日:月曜日※祝休日の場合は開館、翌平日休館
入館料:大人1,000円/高校生以下無料
※10名以上の団体、65歳以上、学生証の提示者は800円
※障害者手帳所持者は半額、その付添者1名まで無料、視覚障害者無料、年間パスポート3,000円
【問い合わせ】
TEL:03-3995-3001(テレホンガイド)
TEL:03-3995-0612(代表)