四つ橋筋に面する側には、西梅田の顔となる店舗が出店。JR高架沿いの北側通路には、思わず立ち寄りたくなるような店舗が出店予定となっている。
中でも注目は、メインエントランス横オープンする、高麗橋に本店を構える人気のチョコレート専門店「カカオティエゴカン」の2号店だ。店内ではカカオポッドをモチーフにしたムースグラッセショコラや、カカオのフルーティーな味わいを楽しむパフェをイートインで提供する。また、テイクアウト商品として販売される、“つくりたての美味しさ”を急速冷凍で閉じ込めたチョコレートケーキはお土産や贈り物としても喜ばれそう。
「ラ パティスリー テイシャバ」も要チェック。「大阪ステーションホテル」が監修を務める、“スイーツの停車場”をコンセプトとするペストリーショップだ。1874年、初代大阪駅が誕生した場所であることにちなみ、赤レンガで作られた当時のモダンな駅舎をモチーフにしたスイーツ「赤レンガのチーズケーキ」が看板商品となる。
2階は、「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽんめぐり)」と銘打ったフロアとなる。ここでは、物産や観光を中心に地域の魅力を集め、日本の良さを発信する。北は北海道から南は沖縄県まで、各地域のアンテナショップなども集うので、各地域の良さを体感することができる。
たとえば京都・日本の伝統文化を伝える和カフェ「京都祇園あのん」が手掛ける初のテイクアウト方式の「KYOTO あのん CAFE」がオープン。店頭では、全国から厳選した素材を使用したこだわりのドリンクやスイーツを提供する。京都宇治「丸久小山園」の抹茶をはじめ、フルーツと餡子を掛け合わせたパフェなど、ショッピングの合間にもぴったりなメニューが揃う。
地域の魅力を伝え、交流へ繋げることを目的とした情報発信スペース「@JP カフェ(Cafe)」も登場。地域の食材を使用したコラボレーションメニューの販売を行う期間限定スペース、ワークショップなどを展開する。
3階では、日々の暮らしにまつわる“メイド イン ジャパン”のアイテムを展開。日本の伝統を感じられるアイテムから、現代になって登場した便利なアイテムまで、こだわりの商品が勢揃いする。優れた品質が魅力のレザーバッグなどを揃える「豊岡鞄」の大阪初となる旗艦店、赤ちゃんからお年寄りまで使える優しい肌触りのミニハンカチやパジャマなどの今治タオル専門店「今治浴巾」といったショップが軒を連ねる。
文化元年創業の老舗薫香メーカー・玉初堂が手掛ける、時間の尊さを香りを通して伝えることをコンセプトとするお香専門店「クノワ(QNOWA)」もオープン。お香をはじめ、和ろうそくやおりん、茶香炉などを販売する。
大阪で誰もが知る繁盛店や、日本各地から集う人気店は、4階に集結。大阪・新世界からスタートした「串かつだるま」、サクサクの創作串をワインと愉しむ串揚げ専門店「串揚げ咲くら」、1979年に創業したたこ焼き屋「蛸之徹」といった大阪ならではの店舗はもちろん、和食、イタリアン、フレンチなど、多様なジャンルを扱う店舗にて食事を楽しめる。
5階には、“日本のおもてなし”をテーマに、ワンランク上の食事を楽しめる店舗が揃う。居心地のいい店内が魅力の店舗が多く、接待や会食、記念日、ハレの日など、特別なシーンにも利用可能だ。
出店するのは、うなぎをはじめとする日本料理の店「うなぎ 旬菜 庵室 大阪 竹葉亭」、ステーキハウス「ベンジャミン ステーキハウス」、中華・シンガポール・マレーシア料理を楽しめる「東寶(ドン・バオ)」など。