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江戸時代の絵師・住吉広行の展覧会が大和文華館で - 江戸後期のやまと絵を切り拓いた画業を紹介

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特別展「住吉広行─江戸後期やまと絵の開拓者─」が、奈良の大和文華館にて、2022年10月8日(土)から11月13日(日)まで開催される。

住吉広行を中心に取り上げる日本初の展覧会

《源氏物語須磨巻絵巻》(部分) 住吉広行筆 斎宮歴史博物館蔵[巻替あり]
《源氏物語須磨巻絵巻》(部分) 住吉広行筆 斎宮歴史博物館蔵[巻替あり]

住吉広行は、江戸後期に住吉家の五代目当主として活躍した絵師だ。住吉家当主は、江戸前期に活躍した初代の如慶、二代目の具慶以降はあまり注目されてこなかったものの、具慶以降も代々幕府の御用を務めていた。なかでも五代目の広行は松平定信に重用され、重要な文化事業に数多く携わった。

広行は、古画や古来の朝廷・武家にまつわる知識を絵画制作に活かし、復古的な画題を手がけるとともに、古画の図様も積極的に活用、さらに豊麗なやまと絵の彩色も極めた。当時活躍した復古やまと絵派や江戸琳派の絵師にも類似した傾向を見てとることができ、広行の画業は江戸後期のやまと絵の新しい方向性を先導するものだと捉えることができる。

《賢聖障子 傅説図》(部分) 住吉広行筆 個人蔵
《賢聖障子 傅説図》(部分) 住吉広行筆 個人蔵

特別展「住吉広行─江戸後期やまと絵の開拓者─」は、住吉広行を中心に取り上げる日本初の展覧会。《源氏物語須磨巻絵巻》や《賢聖障子 蕭何・傅説・李勣図》、《四季絵屏風》などの作品を紹介しつつ、広行が住吉家の伝統をどのように引き継ぎ、更新し、いかにしてやまと絵の地平を切り拓いていったのかを探ってゆく。

展覧会概要

特別展「住吉広行─江戸後期やまと絵の開拓者─」
会期:2022年10月8日(土)~11月13日(日) 会期中に展示替えあり
[前期 10月8日(土)~10月23日(日) / 後期 10月25日(火)~11月13日(日)]
会場:大和文華館
住所:奈良県奈良市学園南1-11-6
開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日:月曜日(10月10日(月・祝)は開館)、10月11日(火)
入館料:一般 950円、高校・大学生 730円、小・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引、引率者1名は無料
※障がい者手帳の所持者および同伴者1名は2割引

【問い合わせ先】
大和文華館
TEL:0742-45-0544

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江戸時代の絵師・住吉広行の展覧会が大和文華館で - 江戸後期のやまと絵を切り拓いた画業を紹介|写真1 江戸時代の絵師・住吉広行の展覧会が大和文華館で - 江戸後期のやまと絵を切り拓いた画業を紹介|写真2

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