1860年、イギリスで「ホワイトハウスコックス」創業。2022年事業の廃止を決定。
「ホワイトハウスコックス(Whitehouse Cox)」は1960年にイギリスで創業した老舗レザーグッズブランド。ホワイトハウスとサミュエル・コックスの2人が設立した。
ブライドルレザーを使用した財布や名刺入れなどの革小物、ベルト、バッグなどが有名。
もともと設立当初から1920年代までは乗馬用の鞍など馬具を製造していた。またイギリス軍用の革製品も納品していた。
1930年代からペット用の首輪をはじめ、小さな革小物を製造するようになる。それらの製品には使われることがなかったブライドルレザーを使用した。
1970年代、イギリスの高級百貨店ハロッズのペット用品売り場に来ていたラルフ ローレンが、ホワイトハウスコックスのアイテムを見て、ベルトの製作を依頼。これをラルフ ローレンのブランドで販売したことで、ホワイトハウスコックスの名が知れ渡る。
2022年、ホワイトハウスコックスは事業の停止を発表。12月末日をもって生産を終了する。