2004年、ギョーム ルミエールが設立。
ギョーム ルミエール(GUILLAUME LEMIEL)はフランス生まれ。パリにある工芸など専門学校のエコールデュペレ(Ecole Duperre)を卒業。
ギョーム ルミエールの「Freaks」という名のコレクションが認められて、卒業後はアン ヴァレリー アッシュの元でキャリアをスタート。その後、ケンゾーを経て、バレンシアガのアシスタントデザイナーに就任、主にメンズラインのデザインを担当した。
2004年、若手クリエーターを対象にしたコンクール、ディナール賞を受賞。同年、多くのブランドが一同に集結する国際ファッションショーの「Who’s Next」に参加し、自身の名を冠したブランド「ギョーム ルミエール」にてメンズウェアのコレクションをを発表した。このコレクションはチャップリンに影響を受けた、シルエットのコントラストと脱構築的な表現がテーマになった。
素材に関しては、スコットランドのチェック柄のプリントやストライプ柄のウールなど、イギリスファッションに影響を受けている。直線的あるいは繊細なカッティングと、美しいテラーリングは、エレガントなイメージを作り出す。基本はベーシックでシンプルなコレクションだが、袖の部分を2倍にしたり、ベルトタブを3重にするなど、ディテールに工夫がある。
ギョーム ルミエール曰く、「The New Dandy」が自身のコレクションのテーマとなっている。