2005年、ニューヨークにてミラー兄弟(デリックとカーク)がバーカーブラックを創業。
バーカーブラックは2005年にニューヨークに創業された、ビスポーク系の靴ブランド。ビスポーク系ブランドの中では歴史が浅い部類に入る。
しかしイギリスの老舗ブランドで、グッドイヤーウェルト製法を用いるバーカーと組むことで、伝統と技術的な強しっかりと継承している。
デザイナーのミラー兄弟のカーク・ミラーは、バーカーブラックの創業前に、トム ブラウンで働いていた。またデリックミラーはラルフ ローレンで働いた経験を持ち、兄弟ともに、アメリカントラッドの世界には深い見識がある。
基本的にはバーカーの伝統にミラー兄弟のモダンかつユーモアを加えたデザインで、びくポーク系の老舗ブランドに比べるとデザイン性が強く、アメリカでは多くの注目を集めている。
ブランドのシグニチャーはドクロをモチーフとしたもので、骨をクロスさせたデザインの靴や、ソール(底)に、ドクロ型に釘が打ち付けられているなど、遊びが利いており、目立たないところにもドクロが隠れている。
価格帯は10万円前後だが、高いものは20万円近くする。ニーマンマーカスなどの高級百貨店、日本ではインターナショナルギャラリービームスなどで取扱がある。