アクセーヌ(ACSEINE)は、皮膚生理学の本質に基づいた低刺激性・高機能の化粧品を提供する日本のビューティーブランド。
1970年代当時、化粧品によるアレルギーが多くの人々の肌に深刻な影響を及ぼし、化粧という行為そのものが危険視されていた。1973年にアクセーヌは、アレルギーの原因となるかぶれの原因物質を取り除き再発を防ぐための研究をする機関「ACS研究会」を皮膚科専門医・9社の企業とともに設立した。
化粧品に含まれる香料アレルギーや化粧品皮膚炎についての研究を重ね、「ACS(Allergen Control System=皮膚炎再発防止機構)」に基づいて化粧品を開発。1979年には「クリニカ」というブランド名で化粧品の販売をスタートした。1984年にブランド名を「アクセーヌ」に変更し、同時にスキンケアシリーズのアイテムも販売開始した。
展開するアイテムは、低刺激性クレンジング、刺激を受けやすい敏感肌に向けたケア、大人ニキビの対策用コスメ、エイジングケア、美白ケアなどのスキンケアアイテムや、低刺激性の日焼け止めをはじめとするメイクアップアイテム。
中でも、潤いが浸透するかのような付け心地ながら1日中潤いが持続する「モイストバランス ローション」や、ノンケミカルで高いUV防止効果がありながら、肌への負担のなさ・心地よさを徹底的に追求した日焼け止めベースクリーム「スーパーサンシールド EX<SPF50+><PA++++>」などが注目を集める。
全国の百貨店を中心にショップを展開し、店頭では肌の悩みに関するカウンセリングを行う。