1904年、フランス、パリにて創業。
コティ(COTY)はフランスの香水などのフレグランス、コスメ、スキンケアを取り扱うブランド。自社ブランドだけでなく、多くのファッションブランドにフレグランスなどを供給している。
1904年、パリにてフランソワ・コティ(François Coty)が創業。化学者のレイモン・コレリーの協力を得て、香水のメッカとして知られるグラース産の香水の製造・販売を始める。ガラス工芸家でジュエリーデザイナーのルネ・ラリックがボトルをデザインしたボトルに入った香水はヒットし、コティは大きく成長した。現在、世界最大の香水会社であり、年間純売上高は約40億ドル、世界90ヵ国でビジネスを展開している(2011年12月現在)。
60年代から製薬メーカーのファイザーの傘下に入っていたが、90年代前半に独立している。このような経緯もあり、本社機能は現在フランスではなく、ニューヨークにある。
2005年、コティは、ユニリーバのフレグランス部門であるユニリーバ・コスメティクス・インターナショナルを買収。これにより、フレグランス関連製品の製造企業としては世界最大の規模となる。
2008年、バレンシアガのフレグランスラインを製造・展開する契約を締結。
ボッテガ・ヴェネタ、チェルッティ、ショパール、ダビドフ、カール ラガーフェルド、カルバン クライン、ショパール、マーク ジェイコブス、クロエ、ヴェラ ウォン、ヴィヴィアン・ウエストウッド、ジル サンダー、ジェニファー・ロぺス等のフレグランスも展開している。(2011年12月現在)
日本のコティ・プレステージ・ジャパン株式会社は、コティ・グループとブルーベル・グループとのジョイント・ベンチャーとして2006年7月26日に設立。日本におけるすべてのコティ・プレステージ・フレグランスのマネジメントを行っている。
2016年、P&Gのフレグランス、カラーコスメティック、ヘアカラーのビューティブランドを買収。「ヒューゴ」「グッチ」、カラーコスメの「カバーガール」「マックスファクター」、ヘアカラービジネスの「ウエラ」「クレイロール」