2001年、アルゼンチンのブエノスアイレスにてスタート。
コスチューム(Kostüme)は、アルゼンチンのファッションブランド。
「Kostüme」とは、ドイツ語の「衣服」から由来している。ブランドは第二次世界大戦前のバウハウス・ムーブメントや抽象主義絵画に強い影響を受け、クリエイションの根底にはデザインと機能の融
合というコンセプトが貫かれている。その結果、コスチュームのデザインは、純粋で明快なカッティングやパターンによって特徴づけられ、全てハンドメイドによって作られている。
デザインはミニマルで建築的な要素を色濃く持ち、無彩色が保つリズムを基調としながらも、ところどころにカラーアクセントを入れる。ロンバス、トライアングル、ヘキサゴンといった伝統的な幾何学的図形が抽象化によって分解され、デザインの至る所に形をかえて登場している。
Camila Milessi とEmiliano Blancoの2人が建築的様式によって明快かつ純粋で機能性に富んだ女性のための洋服を作るために2001年に設立。アルゼンチンで最も前衛的で重要な地区であるパレルモに小さなブランドを立ち上げた。
2002年、ブエノスアイレスでコレクションを発表。その後、ピュア・デザイン賞を受賞し、2005年にはアルゼンチンで最も栄誉ある「銀のはさみ」賞にノミネートされる。ブエノス・アイレス・ファッション・ウィークにおける第16回目のコレクションではロレアル・パリより最も優秀なショーとして表彰を受けた。
コスチュームは国内のみならず海外でも、その存在が認知されるようになり、ルコック、プーマなどとのコラボレーションを行う。