展覧会「平間至展 写真のうた-PHOTO SONGS-」が東京・渋谷のヒカリエホールにて、2023年7月8日(土)から8月23日(水)まで開催される。
平間至は、タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」をはじめ、多くのアーティスト写真を撮影してきた写真家。「音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート」によって、写真界における新たなスタイルを打ち出したと評価されている。
展覧会「平間至展 写真のうた-PHOTO SONGS-」では、「写真と音楽」をテーマに、厳選された200点以上の写真作品を展示。初期の作品から、「NO MUSIC, NO LIFE.」やCDジャケットのために撮影された膨大なアーティストたちのポートレート群、舞踊家・田中泯の《場踊り》を追い続けたシリーズ、平間写真館TOKYOで撮影された作品まで多彩に揃う。また本展は、2022年に京都と六本木で開催した展覧会に新作を追加・再構成した展覧会となっている。
展示の核となるのは、“音楽が聴こえてくるような躍動感あるポートレート”の数々。楽器のようにカメラを構え、シャッター音やストロボの光、チャージ音により現場のグルーヴ感を高める平間ならではの“音楽が聴こえる”作品群は、まさに写真で音楽を鳴らしているとも言えるだろう。タワーレコードのキャンペーン「NO MUSIC, NO LIFE.」で撮影した忌野清志郎やあいみょん、ゆずなどのポートレートを目の当たりにできる。
加えて、セレクトカットの前後が分かるコンタクトシート、平間が綴ったアイデアノート、一緒に仕事をしてきた雑誌の編集長やプロデューサーの言葉などから、平間の創作の裏側にも迫る。
そのほか、その名を一躍世に知らしめた『モータードライヴ(MOTOR DRIVE)』を刊行するまでの若き日や、大学時代の課題作品、卒業後ニューヨークに渡り撮影したストリート写真などの初公開作品に加えて、平間の原点とも言えるカメラワークを紹介。同時に、写真家として歩み始めた平間について深堀りする。
「平間至展 写真のうた-PHOTO SONGS-」
会期:2023年7月8日(土)~8月23日(水)
会場:ヒカリエホール ホールB
住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 9F
時間:11:00~20:00(最終入場 19:30)
休館日:なし
観覧料:一般 1,300円(1,100円)、大学・高校生 600円、中学・小学生 400円
※大学・高校生、中学・小学生は当日券のみの取扱い(前売券の販売なし)。
※( )内は前売り料金。
※学生券購入の場合は、学生証を提示すること(小学生は除く)。
※障がい者手帳提示で本人と付添人1名は半額(一般 650円、大学・高校生 300円、中学・小学生 200円)。当日窓口にて購入。
※未就学児は入場無料。
■同時開催
「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」
会場:ヒカリエホール ホールA
【問い合わせ先】
TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)