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60年代女の子映画の決定版『ひなぎく』東京・渋谷でアンコール上映 - ヒティロヴァー監督一周忌

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60年代女の子映画の決定版『ひなぎく』東京・渋谷でアンコール上映 - ヒティロヴァー監督一周忌 | 写真

2015年3月7日(土)から20日(金)までの期間、チェコの60年代ヌーベルヴァーグの傑作映画「ひなぎく」が、東京・渋谷にあるシアター・イメージフォーラムで上映される(レイトショー)。

2014年5月にシアター・イメージフォーラムで行われた『ひなぎく』リバイバル上映は、3月に他界したヒティロヴァー監督の追悼上映となったこともあり、連日立ち見の出る盛況になった。その後も再上映を望む声が強く、ヒティロヴァー監督追悼(一周忌)にあわせてアンコール上映を行うことが決まった。

50年近く前に制作された映画であるにも関わらず、ファッション、メイク、インテリア、セリフは古びることを知らない『ひなぎく』。アートやファッションに敏感な女性達が「大好きな映画」と絶賛する60年代女の子映画の決定版として名高い。

金髪のボブにひなぎくの花輪をのせたマリエ1、こげ茶の髪をうさぎの耳のように結び、レースのショールをまとったマリエ2。2人は男たちをだまして食事をおごらせ、だけれど嘘泣きの後、笑いながら逃げ出していく。2人は明るくて自由。牛乳のお風呂に入り、グラビアを切り抜き、部屋の中で紙を飾って燃やしてしまう…。

60年代女の子映画の決定版『ひなぎく』東京・渋谷でアンコール上映 - ヒティロヴァー監督一周忌 | 写真

色ズレやカラーリング、実験的な光学処理など、60年代的な自由に満ちあふれた映像や音楽も魅力。『ひなぎく』は、社会主義体制の60年代、表現の自由が抑制されていたチェコにおいて生まれた映画であることにも注目。端々のシーンには、さまざまなメタファーが隠されているに違いない。

さらに2015年1月24日(土)から3月31日(火)まで開催される世田谷文学館「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」とのコラボレーション企画も。1月25日(日)には、『ひなぎく』特別上映(トーク出演:山崎まどか)も予定されている。

【上映】
■シアター・イメージフォーラム(渋谷)
期間:2015年3月7日(土)~3月20日(金)
※レイトショー 連日21:15上映
住所:東京都渋谷区渋谷2-10-2 
自由席・定員入替制/整理券制
価格:一般・大学・専門学校生:1,300円  高校生・シニア・会員:1,100円
※特別割引 世田谷文学館「岡崎京子展」(1月24日~)の半券提示で一般・大学・専門学校生1,300円より100円引きで1,200円に。
TEL:03-5766-0114

【概要】
『ひなぎく』(Sedmikrásky/'66/カラー/チェコ・スロヴァキア/75分)©:State Cinematography Fund 
監督:ヴェラ・ヒティロヴァー
原案:ヴェラ・ヒティロヴァー+パヴェル・ユラーチェク
脚本:ヴェラ・ヒティロヴァー+エステル・クルンバホヴァー
撮影:ヤロスラフ・クチェラ 美術:エステル・クルンバホヴァー+ヤロスラフ・クチェラ
衣装:エステル・クルンバホヴァー
音楽:イジー・シュスト+イジー・シュリトゥル
出演:イトカ・ツェルホヴァー(マリエ1役)/イヴァナ・カルバノヴァー(マリエ2役)/他
配給:チェスキー・ケー
協力:CZECH CENTRE TOKYO、チェコ蔵(CHEKOGURA

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