東京・虎ノ門の大倉集古館では、企画展「大倉組商会150周年 偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」を、2023年11月15日(水)から2024年1月14日(日)まで開催する。
明治6年(1873年)、のちに十五財閥のひとつへと成長することになる大倉組商会が設立された。創設者の大倉喜八郎(おおくら きはちろう)とその子・喜七郎(きしちろう)は、実業家として活躍する一方で文化にも深い関心を抱き、大倉集古館の設立とその維持に関わっている。
喜八郎と喜七郎は、公私の繋がりを大切にしており、詩の贈答を行い、また文雅の会を催して自ら作品を手がけている。企画展「大倉組商会150周年 偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」では、喜八郎と喜七郎の書の作品に加えて、彼らが交流を持った日中の偉人による作品を紹介する。
本展では、愛新覚羅溥儀をはじめとする中国の人々による書軸、伊藤博文や渋沢栄一など近代日本で活躍した人々の書を展示。また、喜八郎が愛好した本阿弥光悦による作品も目にすることができる。
企画展「大倉組商会150周年 偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」
会期:2023年11月15日(水)〜2024年1月14日(日) 一部作品の巻替えや展示替えあり
会場:大倉集古館
住所:東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日に休館。ただし1月1日(月・祝)・2(火)は開館)、12月29日(金)〜31日(日)
入館料:一般 1,000円、高校・大学 800円、中学生以下 無料
※同会期中のリピーターは200円引き
※20名以上の団体は各100円引き
※障がい者手帳、被爆者手帳の提示者および同伴者1名は無料
※着物(和装)で来館者は200円引き(割引の併用不可)
【問い合わせ先】
大倉集古館
TEL:03-5575-5711