企画展「涼を呼ぶ美と文化」が、東京の明治神宮ミュージアムにて、2024年7月20日(土)から9月23日(月・振)まで開催される。

作品を通して感じる“涼しさ”

企画展「涼を呼ぶ美と文化」は、明治神宮が所蔵する明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品々を中心に、清涼感ある作品を紹介する展覧会だ。

日本では、その豊かな四季の移ろいを、自然を通して感じることができる。とりわけ、厳しい暑さが続く夏をしのぐため、日本の人々は調度や衣類に風通しの良い素材を使ったり、爽やかな色彩や風鈴の音色などを用いたりすることで、暮らしに涼を取り入れてきた。

会場では、昭憲皇太后御料の《御小袿》や、幕末から明治時代末期にかけて活躍した浮世絵師・楊洲周延(ようしゅう ちかのぶ)による《玩鮎逍遥之図》など、涼しさを連想させる品々を目にすることができる。

展覧会概要

企画展「涼を呼ぶ美と文化」
会期：2024年7月20日(土)〜9月23日(月・振)
会場：明治神宮ミュージアム
住所：東京都渋谷区代々木神園町1-1
開館時間：10:00～16:30(入館は16:00まで)
休館日：木曜日
入館料：一般 1,000円、高校生以下・団体(20名以上) 900円
※障害者手帳の所持者は無料
※小学生未満無料(保護者同伴のこと)
※明治神宮崇敬会会員は無料

【問い合わせ先】
明治神宮ミュージアム
TEL：03-3379-5875