展覧会「美しい春画ー北斎・歌麿、交歓の競艶ー」が、京都の細見美術館にて、2024年9月7日(土)から11月24日(日)まで開催される。
人間の性愛をテーマに、男女の姿をおおらかに、時折ユーモアを添えながら描く春画。江戸時代には“笑い絵”とも呼ばれ、浮世絵の普及に伴って身分や性別を問わずに楽しまれるようになった。
細見美術館で開催される「美しい春画ー北斎・歌麿、交歓の競艶ー」は、8年ぶりとなる春画をテーマとした展覧会。春画の中でも、1点ものの“肉筆春画”にフォーカスし、厳選した春画約70件を展示する。
特に注目したいのは、日本初公開となる葛飾北斎の《肉筆浪千鳥》。そのほかにも、春画における常識を覆した喜多川歌麿の大作や、その存在は知られながらも公開の機会に恵まれてこなかった作品などが会場に集結する。
【詳細】
「美しい春画ー北斎・歌麿、交歓の競艶ー」
会期:2024年9月7日(土)〜11月24日(日)
※前期(9月7日(土)~10月14日(月・祝))と後期(10月16日(水)~11月24日(日))に分けて開催される。
場所:細見美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
開館時間:10:00〜17:00(最終入場 16:30)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日が休館日)
料金:2,200円
※18歳未満は入場禁止。
※詳細は7月に発表予定。