金沢21世紀美術館では、開館20周年を記念した特別展「すべてのものとダンスを踊って—共感のエコロジー」を、2024年11月2日(土)から2025年3月16日(日)まで開催する。
特別展「すべてのものとダンスを踊って—共感のエコロジー」は、動物や植物ばかりでなく、人間を取り巻く社会や精神までをも含む「エコロジー」を考えてゆく展覧会だ。オラファー・エリアソンやAKI INOMATAなど、アーティストな感性と観察を通して、エコロジーの行く末を作品として展示する。
展覧会のタイトルにある「ダンス」とは、いわば言葉を超えて思いを共有する方法だといえる。本展では、アートをこうしたダンスのための舞台として捉えて、グローバルに活躍する現代アーティスト、アマゾンの先住民、金沢の華道家などによるさまざまな作品を紹介する。
また、本展では、エコロジーに対する考え方を共有する文化人類学者や科学者、建築家などともコラボレーション。専門性の高い情報を直感的に感じられるよう、アート作品とともに展示する予定だ。
開館20周年記念 特別展「すべてのものとダンスを踊って—共感のエコロジー」
会期:2024年11月2日(土)〜2025年3月16日(日)
会場:金沢21世紀美術館
開場時間:10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
※観覧券販売はいずれも閉場30分前まで
休場日:月曜日(11月4日(月・振)、1月13日(月・祝)、2月24日(月・振)は開場)、11月5日(火)、12月29日(日)〜1月1日(水・祝)、1月14日(火)、2月25日(火)
観覧料:一般 1,400円(1,100円)、大学生 1,000円(800円)、小学・中学・高校生 500円(400円)、65歳以上 1,100円
※( )内はウェブ販売料金および20名以上の団体料金
※本展観覧券は、同時開催のコレクション展との共通料金
■出品予定作家
マリア・フェルナンダ・カルドーゾ、道念邦子、オラファー・エリアソン、フォルマファンタズマ、 AKI INOMATA、エヴァ・ジョスパン、カプワニ・キワンガ、ステファノ・マンクーゾ、 オトボン・ンカンガ、PNAT、佐藤浩一+梅沢英樹、新城大地郎、床州生、Rediscover project実行委員会、ソーレン・ソールキア、アドリアン・ヴィシャル・ロハス
・アマゾンなどの作家
エファシオ・アルヴァレス、ヤイーラ・エウアナ、フロリベルタ・フェルミン、シェロアナウェ・ハキヒュイ、クレメンテ・フリウス、ジャイダ・イズベル、エステバン・クラッセン、イバン・フニ・クイン、アセリーノ・フニ・クイン、バネ・フニ・クイン、ヤカッ・フニ・クイン、オズヴァルド・ピトエ、ジョゼッカ・ヤノマミ ほか
・北西海岸先住民の作家
フプクアットチュ(ロン・ハミルトン)、リチャード・ハント、サイモン・ルーカス、ティム・ポール、アート・トンプソン、ショーン・フーノック
・イヌイットの作家
アニングネーク、ソロシルツ・アショーナ、アヴァーラキアック・アヴァラキアク、イクシラック、トマシー・イルフミア、カンゲルユアック、キーレーメウミー、コケーヤウト、 ジョシー・ナッパツク、ジェシー・オーナルク、ジョシー・P・パピアルク、ピツィウラク、オショーチィアク・プッラット、パドロ・プッラット、ルーシー・ケンノアヨアク、イカユクタ・トゥンニッリー、ウクパティク
・東アフリカの作家
Kalembo、ノエリ、ピーター
・プロジェクト
アニマ・レイブ:存在の交差点で踊る(総合地球環境学研究所、能作文徳、常山未央、保良雄、澤崎賢一、ガラージュ、藤枝守 ほか)
・ワークショップ
マヤ・ミンダー
【問い合わせ先】
金沢21世紀美術館
TEL:076-220-2800