企画展「椿貞雄と草土社の画家たち ~草のささやき 土のかほり~」が、山形の米沢市上杉博物館にて、2024年11月23日(土)から2025年1月13日(月・祝)まで開催される。
大正時代から昭和時代にかけて活躍した、山形県米沢市出身の洋画家・椿貞雄(つばき さだお)。明治29年(1896年)に生まれた椿は、洋画家・岸田劉生との出会いを契機に画家としての決意を固め、写実表現を追求していった。大正4年(1915年)には、岸田らとともに美術団体「草土社」を結成し、主要メンバーとして活躍。草土社の画風は、暗い色調と克明な細密描写によるものであり、当時の洋画会で存在感を示している。
企画展「椿貞雄と草土社の画家たち ~草のささやき 土のかほり~」は、椿が参加した草土社に焦点を合わせる展覧会。日本国内随一の質・量を誇る、米沢市上杉博物館の椿貞雄作品・周辺資料のコレクションより、椿の《彩子とミモザ》や《赤土の山》などを公開するほか、岸田劉生の《壺の上に林檎が載って在る》や木村荘八の《樹の下に遊んでいる子供》など、草土社の画家による作品も展示する。
企画展「椿貞雄と草土社の画家たち ~草のささやき 土のかほり~」
会期:2024年11月23日(土)~2025年1月13日(月・祝)
会場:米沢市上杉博物館
住所:山形県米沢市丸の内1-2-1
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:11月27日(水)、12月以降の毎週月曜日(祝日の場合は翌日に休館)、12月27日(金)~1月1日(水・祝)
観覧料:一般 590円(470円)、高校・大学生 390円(310円)、小・中学生 240円(190円)
※( )は20名以上の団体料金
※常設展とのセット料金あり
【問い合わせ先】
米沢市上杉博物館
TEL:0238-26-8001