企画展「歴史画パラダイス」が、京都府立堂本印象美術館にて、2025年1月21日(火)から3月30日(日)まで開催される。
大正時代から昭和時代にかけて活躍した日本画家、堂本印象(どうもと いんしょう)。印象は、日本や東洋の古典芸術をベースに西洋画の手法を取り入れた具象絵画から抽象絵画へと大きく展開するなか、生涯にわたって歴史画を数多く残した。
企画展「歴史画パラダイス」は、印象の歴史画を紹介する展覧会。代表作《木華開耶媛》をはじめ、戦後の第一作となる《太子降誕》、《御神号(菅原道真公)》、《恵美須大神》、そして絶筆の《善導大師》など、神話や歴史の人物を題材とした、初期から晩年にいたる作品を展示する。
また、印象は熱心な浄土宗信者であり、日本浄土宗の宗祖・法然上人にまつわる作品を数多く描いた。会場では、緻密な時代考証に基づく《大原談義》や、法然の教えを抽象的に表現した《法然上人一枚起請文》などを目にすることができる。
企画展「歴史画パラダイス」
会期:2025年1月21日(火)~3月30日(日)
会場:京都府立堂本印象美術館
住所:京都府京都市北区平野上柳町26-3
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝休日の場合は翌平日に休館)
入館料:一般 510円(400円)、高校・大学生 400円(320円)、小・中学生 200円(160円)
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上、障害者手帳の所持者および介護者1名は無料(証明できるものを要提示)
【問い合わせ先】
京都府立堂本印象美術館
TEL:075-463-0007