特別展「古地図からひろがる世界—南波松太郎・蒐集70年の軌跡—」が、兵庫の神戸市立博物館にて、2025年2月1日(土)から3月23日(日)まで開催される。

古地図の優品を選りすぐって公開

神戸市立博物館は、質・量ともに優れた古地図資料を所蔵している。その礎となっているのが、生涯にわたって古地図を蒐集した南波松太郎(なんば まつたろう)の寄贈によるコレクションだ。

明治27年(1894年)大阪に生まれた南波は、三菱造船神戸造船所に勤務し、日本国内で初めて豪華客船を設計。その一方、いろいろなものを集めることを好んでいた南波は、友人の誘いを受けて古地図の蒐集をするようになり、日本有数のコレクションを形成した。

特別展「古地図からひろがる世界—南波松太郎・蒐集70年の軌跡—」では、南波松太郎コレクションのなかから、古地図の優品を選りすぐって紹介。江戸時代の《東亜航海図》や《拾箇国絵図》、《天文分野之図》などを目にすることができる。

展覧会概要

特別展「古地図からひろがる世界—南波松太郎・蒐集70年の軌跡—」
会期：2025年2月1日(土)～3月23日(日)
会場：神戸市立博物館 3F 特別展示室1、2F 南蛮美術館室
住所：兵庫県神戸市中央区京町24
開館時間：9:30～17:30(金・土曜日は20:00閉館)
※展示室への入場はいずれも閉館30分前まで
休館日：月曜日(2月24日(月・振)は開館)、2月25日(火)
観覧料：一般 1,400円(1,200円)、大学生 700円(600円)、高校生以下 無料
※同時開催の特別展「日本銅版画 30の極み」をあわせて観覧可
※( )内は、前売および20名以上の団体料金
※前売券は、2024年10月31日(木)から2025年1月31日(金)まで、チケットぴあ(Pコード 687-087)、ローソンチケット(Lコード 57150)、セブンチケット(セブンコード 107-891)ほかにて販売
※満65歳以上の神戸市在住者は、券売窓口で証明書類の提示により当日一般料金の半額
※障害者は障害者手帳などの提示により入場無料

【問い合わせ先】
神戸市立博物館
TEL：078-391-0035