「あべ弘士の動物王国展」が、ちひろ美術館・東京にて開催される。会期は2016年8月11日(木・祝)から11月6日(日)まで。
絵本『あらしのよるに』の挿絵でも知られる絵本画家あべ弘士。旭山動物園で飼育員として25年間勤め、野生動物を観察するため、アフリカや北極圏など世界各地を旅している。そんな彼の作品は、ユーモアあふれる世界観を持ちながらも、動物と長年向き合ってきたからこそ描ける、いのちのリアリティを感じさせるものだ。
左) あべ弘士 「シマウマ」『どうぶつ友情辞典』(クレヨンハウス)より 2002年
右) あべ弘士 「ニホンカワウソ」雑誌「クーヨン」(クレヨンハウス)より 2004年
本展では、初期から近作までの絵本や立体作品などを多数出品。『あらしのよるに』から主人公2匹の出会いのシーンを描いた作品や、世界各地で描かれた野生動物の作品などが登場する。
また、期間中は「kawaii・ちひろ展」が同時開催される。淡い色彩と曖昧な輪郭で描かれた、いわさきちひろの作品は、まさに日本独特の「kawaii」を表現している。ここでは、彼女の作品「かわいい」をノスタルジックさ、不思議さ、などあらゆる視点を通して紹介する。
【開催概要】
「あべ弘士の動物王国展」「kawaii・ちひろ展」
会期:2016年8月11日(木・祝)~11月6日(日)
場所:ちひろ美術館・東京
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2
開館時間:10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(祝休日は開館、翌平日休館。8/15は開館)
入館料:大人800円 / 高校生以下無料
※グループ(有料入館者10名以上)、65歳以上、学生証の提示は100円引き
※障害者手帳の提示で半額、またその介護者は1名まで無料、視覚障害者は無料
※年間パスポート 2,500円