特別企画展「生誕130年 堂本印象」が、京都府立堂本印象美術館にて、2021年11月23日(火・祝)まで開催される。なお、当初は9月26日(日)閉幕の予定であったが、延長された。
大正から昭和にかけて京都で活躍した日本画家、堂本印象。1919年の第1回帝展に《深草》が初入選し、日本画家として歩み始めた印象は、《華厳》や《木華開耶媛(このはなさくやひめ)》といった大作を数多く制作し、画壇で確固たる地位を築く。戦後は抽象表現や障壁画なども手がけ、その才能を発揮した。
特別企画展「生誕130年 堂本印象」は、堂本印象の生誕130年を記念し、その創作活動を振り返る展覧会だ。代表作を中心に、京都で眼にする機会の少ない作品なども展示し、印象作品の魅力を紹介する。
本展では、印象の作品のなかでもとりわけ有名な《木華開耶媛》や、抽象表現の代表作《交響》など、2019年に実施された同館のコレクション人気投票で選ばれた上位10作品を展示。印象の人気作を存分に楽しむことができる。
また、会場では《桜狩》や《寿梅図》などの新発見作品7点も初公開する。
特別企画展「生誕130年 堂本印象」
会期:2021年6月4日(金)~11月23日(火・祝)
※当初は9月26日(日)閉幕の予定であったが延長
会場:京都府立堂本印象美術館
住所:京都府京都市北区平野上柳町26-3
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(8月9日(月・休)、9月20日(月・祝)、11月22日(月)は開館)、8月10日(火)、9月21日(火)
観覧料:一般 510円(400円)、高大生 400円(320円)、小中生 200円(160円)
※( )内は20名以上の団体料金
※65歳以上(要公的証明)および障害者手帳の持参者(介護者1名含む)は無料
※予定は変更となる場合あり(来館前に美術館ホームページなどにて最新情報を確認)
※《戦艦大和守護神》(1940年頃)、《手をつなぐ(万国博ホール緞帳原画)》(1969年)は、9月26日(日)までの展示
【問い合わせ先】
京都府立堂本印象美術館
TEL: 075-463-0007