東京・虎ノ門の大倉集古館では、企画展「大倉組商会150周年 偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」を開催。大倉組商会の創設者の大倉喜八郎とその子・喜七郎による書の作品に加えて、彼らが交流を持った日中の偉人による作品を紹介する。
「大倉組商会150周年 偉人たちの邂逅 ─近現代の書と言葉─」
会期:2023年11月15日(水)〜2024年1月14日(日)
会場:大倉集古館 (東京都港区虎ノ門2-10-3(オークラ東京前))
東京の練馬区立美術館で開催される展覧会「生誕120年 古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ」では、練馬に長くアトリエを構えた彫刻家、古賀忠雄の「塑造(像)」に着目。約30点の塑像を展示するとともに、全国に設置された作品をパネルで紹介する。
「生誕120年 古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ」
会期:2023年11月17日(金)〜2024年2月25日(日)
会場:練馬区立美術館 (東京都練馬区貫井1-36-16)
東京の世田谷美術館で開催される企画展「倉俣史朗のデザイン─記憶のなかの小宇宙」は、世界的に高く評価されたデザイナー倉俣史朗の回顧展。造花のバラをアクリルに閉じ込めた《ミス・ブランチ》をはじめ、工業素材を用いつつも独自の詩情を漂わせた仕事を紹介する。
「倉俣史朗のデザイン─記憶のなかの小宇宙」
会期:2023年11月18日(土)〜2024年1月28日(日)
会場:世田谷美術館 (東京都世田谷区砧公園1-2)
東京の印刷博物館で開催される企画展「明治のメディア王 小川一眞と写真製版」は、写真が社会に広まっていった明治時代に活躍した写真師・小川一眞の展覧会。小川がコロタイプ印刷と網目版印刷で手がけた印刷物を中心に約100点の資料を展示し、写真製版が印刷をどのように変えたのか、そのなかで小川がどのような影響を与えたのかを探ってゆく。
「明治のメディア王 小川一眞と写真製版」
会期:2023年11月18日(土)〜2024年2月12日(月・振)
会場:印刷博物館 (東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル)
東京の麻布台ヒルズギャラリーでは、開館を記念した展覧会「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」を開催。麻布台ヒルズの開業にあわせて制作された新作パブリックアート《相互に繋がりあう瞬間が協和する周期》で取り組んだ、動きや幾何学といった主題を軸に、インスタレーションや水彩画、立体作品などを展示する。
麻布台ヒルズギャラリー開館記念「オラファー・エリアソン展:相互に繋がりあう瞬間が協和する周期」
会期:2023年11月24日(金)〜2024年3月31日(日)
会場:麻布台ヒルズギャラリー (東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
東京・南青山の岡本太郎記念館で開催される企画展「《明日の神話》と《太陽の塔》」は、岡本太郎が同時期に手がけた2作品、《明日の神話》と《太陽の塔》に焦点を合わせた展覧会。2作品の関係を概観するとともに、1962年に池袋駅前に出現し、1か月半で姿を消したクリスマスツリー《メリーポール》の1/8モデルも初公開する。
「《明日の神話》と《太陽の塔》」
会期:2023年11月29日(水)~2024年3月10日(日)
会場:岡本太郎記念館 (東京都港区南青山6-1-19)
東京の太田記念美術館で開催される展覧会「深掘り! 浮世絵の見方」では、浮世絵をより深く楽しむための見方に着目。浮世絵を鑑賞するにあたっての基礎的な視点からマニアックなものまで、さまざまな視点とともに葛飾北斎や歌川広重などの作品を紹介する。
「深掘り! 浮世絵の見方」
会期:2023年12月1日(金)〜24日(日)
会場:太田記念美術館 (東京都渋谷区神宮前1-10-10)
東京のワタリウム美術館では、展覧会「梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ」を開催。これまで展示室として使用されていなかった部屋を初公開するなど、美術館をツアー形式で巡りつつ、同館の建築的な特徴に着目して制作された作品を紹介する。
「梅田哲也展 wait this is my favorite part 待ってここ好きなとこなんだ」
会期:2期構成(1期と2期で内容が変化)
・1期 2023年12月1日(金)〜2024年1月14日(日)
・2期 2024年1月16日(火)〜28日(日)
会場:ワタリウム美術館 (東京都渋谷区神宮前3-7-6)
東京のたばこと塩の博物館で開催される特別展「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2」は、主に子ども向けに作られた浮世絵「おもちゃ絵」を紹介する展覧会。会期を2期に分け、当時の人々の日常に溶け込んでいたおもちゃ絵約300点を紹介する。
「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2」
会期:2023年12月2日(土)~2024年1月28日(日)
会場:たばこと塩の博物館 (東京都墨田区横川1-16-3)
東京の山種美術館で開催される特別展「癒やしの日本美術 ─ほのぼの若冲・なごみの土牛─」は、心が癒やされるような日本画を紹介する展覧会。伊藤若冲や長沢芦雪、上村松園、奥村土牛などの作品約60点を紹介する。
「癒やしの日本美術 ─ほのぼの若冲・なごみの土牛─」
会期:2023年12月2日(土)〜2024年2月4日(日)
会場:山種美術館 (東京都渋谷区広尾3-12-36)
東京ステーションギャラリーで開催される企画展「みちのく いとしい仏たち」は、北東北の厳しい風土を生きる人々の祈りの対象として、江戸時代より民家や仏堂に祀られてきた「民間仏」を紹介する展覧会。青森、岩手、秋田の北東北の暮らしのなかで育まれてきた、素朴な造形の木彫約130点を一堂に集めて展示する。
「みちのく いとしい仏たち」
会期:2023年12月2日(土)〜2024年2月12日(月・振)
会場:東京ステーションギャラリー (東京都千代田区丸の内1-9-1)
東京都現代美術館で開催される企画展「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」は、想像力や手仕事による「創造」と、自動的に生まれる「生成」のあいだをテーマに、11組の作家を紹介する展覧会。インスタレーションにとどまらず、NFT上のドローイングや、知覚、身体、現実空間を拡張する試みなど、多様な形式の作品を紹介する。
「MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ」
会期:2023年12月2日(土)〜2024年3月3日(日)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))
東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワー内の「トウキョウ ノード(TOKYO NODE)」では、展覧会「蜷川実花展 EternityinaMoment 瞬きの中の永遠」を開催。過去最大規模の蜷川の展覧会となる本展では、地上200mの高さに位置するギャラリー空間を活かしつつ、新作の映像インスタレーション作品などを公開する。
「蜷川実花展 EternityinaMoment 瞬きの中の永遠」
会期:2023年12月5日(火)〜2024年2月25日(日)
会場:トウキョウ ノード (東京都港区虎ノ門2-6-2 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
東京・日本橋の三井記念美術館で開催される展覧会「国宝 雪松図と能面×能の意匠」では、円山応挙の代表作《雪松図屏風》(国宝)を公開。また、能面と能の意匠をテーマに、能面や能装束も展示する。
「国宝 雪松図と能面×能の意匠」
会期:2023年12月8日(金)~2024年1月27日(土)
会場:三井記念美術館 (東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館 7F)
科学が未発達の時代、病気や死は、目に見えない「魔」によって引き起されるものとされ、衣服が「魔」から身を守る役割を担っていた。東京の文化学園服飾博物館で開催される展覧会「魔除け ─見えない敵を服でブロック!─」では、魔除けや招福の役割に着目しつつ、世界各地の民族衣装や装身具を紹介する。
「魔除け ─見えない敵を服でブロック!─」
会期:2023年12月9日(土)~2024年2月14日(水)
会場:文化学園服飾博物館 (東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1F)
東京のアーティゾン美術館で開催される展覧会「マリー・ローランサン ─時代をうつす眼」では、20世紀前半に活躍した画家マリー・ローランサンの活動を多角的に紹介。パステルカラーで描かれた優美な肖像画など、初期から晩年までの作品に加えて、同時代の画家の作品も展示する。
「マリー・ローランサン ─時代をうつす眼」
会期:2023年12月9日(土)〜2024年3月3日(日)
会場:アーティゾン美術館 (東京都中央区京橋1-7-2)
東京都現代美術館で開催される企画展「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」は、美術館初となる美術作家・豊嶋康子の大規模個展。人々を取り巻くさまざまな制度や価値観、約束ごとに対して、「私」の視点から向き合ってきた豊嶋の活動を、初期作品から新作にいたる約400点の作品を一堂に集めて紹介する。
「豊嶋康子 発生法──天地左右の裏表」
会期:2023年12月9日(土)〜2024年3月10日(日)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))