展覧会「生誕100年 回顧展 石本 正」が、京都市京セラ美術館 本館 北回廊 2階にて、2023年4月4日(火)から5月28日(日)まで開催される。
石本正(いしもと しょう)は、舞妓や裸婦を描いた官能的な作品を手がけた日本画家だ。1920年島根に生まれた石本は、京都で日本画を学び、日本ばかりでなくヨーロッパの中世美術も研究・吸収。情熱的で迫真性に富んだ舞妓像や裸婦像を確立し、戦後日本画の人体表現に新基軸を打ち出した。
展覧会「生誕100年 回顧展 石本 正」は、石本正の活動拠点であった京都で開催される、初の大規模回顧展。石本の個人美術館・浜田市立石正美術館の門外不出の作品をはじめ、代表作など約140点を一堂に集め、75年に及ぶ画業の全容を紹介する。
会場では、《のれん》や《艶》 など、舞妓や裸婦を描いた作品に加えて、《五条坂風景(五条坂)》や《アルバラシン》 といった風景画も展示。さらに、石本の没後、アトリエで新たに発見された素描や、絶筆となった未完の作品《舞妓》も目にすることができる。
展覧会「生誕100年 回顧展 石本 正」
会期:2023年4月4日(火)~5月28日(日)
会場:京都市京セラ美術館 本館 北回廊 2F
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 1,800円(1,600円)、高校・大学生 1,400円(1,200円)、小・中学生 1,200円(1,000円)、未就学児 無料(保護者同伴)
※事前予約(日時指定券)推奨
※( )は前売および20名以上の団体料金
※障害者手帳などの提示者本人および介護者1名は無料(事前予約(日時指定券)不要)
※前売券は、2月17日(金)10:00から4月3日(月)23:59まで販売
※会期や開館時間などは変更となる場合あり(最新情報については美術館公式サイトを確認のこと)
【問い合わせ先】
京都市京セラ美術館
TEL:075-771-4334