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WESCO

ウエスコ

ブランドのはじまり

1918年、ウエスコ創業。

ウエスコについて

ウエスコ(WESCO)はアメリカのワークブーツブランド。

ウエスコブーツは耐久性、防水性、屈曲性に優れた品質が高く評価されている。ウエスコのブーツは、自社工場で裁断から縫製、ソールの取り付けまでを行っている。徹底した品質管理の下、155の工程を経てハンドメイドで生産。創業以来、アメリカの伝統的なステッチダウン製法を採用し技術を継承している。

ウエスコの沿革・歴史

1932年にジョン・ヘンリー・シューメイカー(John Henry Shoemaker)がウエスコ(West Coast Shoe Companyの略)を創業。

ジョン・ヘンリー・シューメイカーはウエスコを創業する前に、ブラドリー・シュー・カンパニーとグッドイヤー・シュー・カンパニーでブーツ作りを学ぶ。グッドイヤー・シュー・カンパニーでは製造とリペア部門の責任者となる。

独立後、順調に事業を拡大するが、1929年の大恐慌によって事業を閉鎖する。ジョン・ヘンリー・シューメイカーは事業も貯蓄も家も全て失ったが、ブーツ作りの道具だけは手放さなかった。ポートランドに所有していた土地と引き換えにスカプースの土地を手に入れる。そこで土木作業の経験を活かし、家を建て、ブーツ工場を地下に造る。

ブーツ職人を雇う金がなかったため、家族とともにブーツ作りを再開する。良い時には1日に8足のブーツを製作することができた。徐々にビジネスが順調に進み、家の隣に小さな工場を建設する。1937年までには2階建ての2400平方フィートの工場を持つまでになる。

1930年代から40年代初めまで堅調に事業が拡大する。船乗りや樵たちのためのエンジニアブーツを製作し、これらの需要が高まる。そして第2次世界大戦によってさらにブーツの需要が高まる。

戦後も戦時中と同じペースで事業を拡大。ウエスコは新しいサービスを展開する。それは簡単なリペアではなく、古いブーツを完全によみがえらせることだった。新しいブーツを買うよりも1/3の値段ででき、また長年愛用してきたブーツをまた使えるようにするのは画期的なサービスとなる。

1952年には、ソールとヒールにスパイクを付ける機械を発明。それまでは力のある男性の職人がハンマーで作業していたが、この機械によって誰でもスパイクを取り付けられるようになる。

1961年にジョン・ヘンリー・シューメイカーが亡くなった後も、ウエスコはシューメイカー家によるファミリービジネスで経営を行っている。また現在もスカプースにある工場でブーツを生産している。

公式サイト

https://wescojapan.com/

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