2003年、東京・神田神保町に「上島珈琲店」1号店がオープン。
「上島珈琲店」は、UCCグループが全国に展開するレトロモダンなコーヒーチェーン。
看板メニューは、コーヒーにミルクを合わせたカフェオレタイプの「ミルク珈琲」。一般的なカフェオレの比率5:5(コーヒー:ミルク)に対して、「上島珈琲店」では2:8という比率を採用。エスプレッソを使用するカフェラテの比率と同様だが、独自の方法でコーヒーを抽出しており、その風味を失わないまろやかな味わいが楽しめる。
また、沖縄県産の黒糖をふんだんに使った「ミルク珈琲(黒糖)」も人気。このほか、芳醇な香りが楽しめる「ネルドリップブレンドコーヒー」、象徴的な銅製マグカップで提供される「アイスコーヒー」、たっぷりの生クリームと生キャラメルを合わせた「アイス生キャラメルミルク珈琲」など、定番メニューからオリジナルメニューまで、バリエーション豊かなメニューを用意している。
提供するコーヒーは、一度抽出したコーヒーを新たなコーヒー粉でさらにろ過・抽出するという「ダブルネルドリップ」方式を採用。2度目のろ過・抽出の際には、コーヒー粉の粒子がフィルター代わりとなって、コーヒー液の余分な雑味と酸味を吸着。コーヒーの抽出液が濃くなる「ネルドリップ」をさらに発展させることで、ミルクや豆乳などを加えてもクリアな味わいを保つ、独自の味わいを実現している。
フードメニューは、オープンから11:00までモーニングセットを、11:00から15:00まではサンドウィッチ&ランチセットを提供。各種デザートも用意されている。