1994年、「ヤブヤム(YAB-YUM)」がスタート。
ヤブヤム(YAB-YUM)は日本のファッションブランド。ブランド名のYAB-YUMとはネパール語で愛情と同情、男女両尊などの意味がある。アースカラー、綿や麻など天然素材をベースにしたナチュラルで優しいデザインが特徴。
1994年、パトリック・ライアンと吉田真実が自身のブランド「YAB-YUM(ヤブヤム)」を立ち上げる。フランス、パリの展示会サロン「ワークショップ」に出展(以後4シーズン参加)。
1996年、YAB-YUMとしてのデビューショーを開催。
1997年、DZO KHOLA(ゾ コーラ)をスタート。ブランド名の由来は、ネパール語で「DZO」がヤクと牛の子どものことで、「KHOLA」が川、という意味。 「長い間着続けられてきた民族服、今よりも大きな存在だった一枚の服」がコンセプト。
1999年、直営店「YAB-YUM BOUTIQUE」を青山にオープン。
パトリック・ライアン:1964年、フランスに生まれ。1986年スコットランドのグラスゴー美術大学プリントテキスタイル科を卒業。1988年、セントマーチンズのファッションデザイン科の修士課程を卒業。
吉田真実:1966年、日本に生まれ。1986年、織田服飾デザイン専門学校を卒業。1988年、セントマーチンズのファッションデザイン科の修士課程を卒業。
セントマーチンズ卒業後、ジーン・ミュアー、カルチャー・ショック、ギィ・ポーラン、エレウノ等に勤務し、その後、山本寛斎の元で働くために来日。
1992年、恵比寿イーストギャラリーでファッションショー「ハーモニアス・ディスコード」参加。トーキョージャーナルの1stイノベティブアワードのファッション部門を受賞。1993年、バーニーズ横浜店で展覧会を開催。数年のアパレル業システムを経験し、独立を考え、1994年にブランド「ヤブヤム」をスタート。