企画展「森山大道 光の記憶」が、島根県立美術館にて、2023年4月12日(水)から6月26日(月)まで開催される。
森山大道(もりやま だいどう)は、日本のみならず海外でも高く評価されている写真家だ。2012〜13年にウィリアム・クラインとの二人展をロンドンのテート・モダンで開催、2018年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを授与され、翌年写真のノーベル賞と呼ばれるハッセルブラッド財団国際写真賞を受賞している。
1938年に生まれた森山は、すでに少年期から旺盛な表現力を携えていた。写真の道に進んで以来60年間、それぞれの時代に変容を遂げつつ、優れた表出力を一貫して示している。
企画展「森山大道 光の記憶」は、作品約400点、資料約200点を通して、森山の写真そのものを正面から捉える展覧会。森山の活動を、「写真とは何か」という問いを鮮烈に提起した時期、「写真は光と時間の化石である」という写真の原点に立ち戻る時期、そして解き放たれたように世界中の街を歩いてゆく時期の3つに分けて紹介してゆく。
企画展「森山大道 光の記憶」
会期:2023年4月12日(水)~6月26日(月)
会場:島根県立美術館 企画展示室、コレクション展示室5
住所:島根県松江市袖師町1-5
開館時間:10:00~日没後30分(展示室への入場は日没時間まで)
休館日:火曜日(5月2日(火)は開館)
観覧料(企画展+コレクション展セット券のみ):
・当日券=一般 1,300円(1,040円)、大学生 1,000円(800円)、小学・中学・高校生 400円(320円)
※( )内は20名以上の団体料金
・オンライン・ローソンチケット=一般 1,000円、大学生 780円、小学・中学・高校生 300円
※3月12日(日)より、美術館ホームページ、ローソン各店のローソンチケット(Lコード 63730)にて販売
※身体障害者手帳(障害者手帳アプリ「ミライロID」)、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳の所持者および付添者は無料
【問い合わせ先】
島根県立美術館
TEL:0852-55-4700