『35年目のラブレター』は、ある夫婦の感動の実話を映画化した作品。読み書きのできない夫が、35年間連れ添った妻に向けて書いた1通のラブレターをめぐる涙と笑いの物語を映す。笑福亭鶴瓶と原田知世が夫婦役を演じ、2人の若かりし姿を重岡大毅と上白石萌音が演じる。
映画『花まんま』は、第133回直木賞を受賞した、朱川湊人の短編小説集を実写化した作品。両親を早くに亡くした兄妹を主人公に、彼らが大人になった原作の“その後”の物語を映し出す。鈴木亮平&有村架純が兄妹役で共演を果たす。
高橋文哉と西野七瀬がW主演を務める映画『少年と犬』は、第163回直木賞を受賞した、馳星周の同名小説を原作とする実写化作品。震災で飼い主を亡くした1匹の犬・多聞(たもん)と様々な背景を抱えた人々の出会い、ふれあいを描く。ある1人の少年と約束を誓い、“大切な何か”を探して走り続ける多聞の旅の行方とは?
映画『風のマジム』は、原田マハの小説を原作とする実写映画。実話をもとにしたフィクションで、平凡な契約社員の主人公が、沖縄産ラム酒誕生のために奮闘し夢を実現させていく姿を描く。主演は伊藤沙莉。
映画『この夏の星を見る』は、辻村深月の青春小説を原作とする作品。2020年に感染症が拡大した“コロナ禍”を背景に、休校や緊急事態宣言によって大人以上に複雑な思いを抱えていた中高生たちの姿を描く。部活動を制限された日本各地の中高生がリモート会議で繋がり、生み出す奇跡とは?
住野よるの青春小説「か「」く「」し「」ご「」と「」を実写映画化。それぞれが少し変わった特別な“かくしごと”を持ち、もどかしい想いを抱えながら過ごす、高校のクラスメイト5人の眩しくて時に切ない物語を描く。奥平大兼×出口夏希がW主演を務める他、Aぇ! groupの佐野晶哉や菊池日菜子、早瀬憩が出演。“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”5人の青春を映し出す。
映画『消滅世界』は、芥川賞作家の村田沙耶香による小説を原作とする映画作品。人工授精により子供を授かることが当たり前となり、夫婦間のセックスは近親相姦であるとタブー視されるようになった世界を描く。性愛や夫婦、家族、命についての既成概念を覆し、問い直すようなストーリーに注目だ。
映画『悪い夏』は、染井為人のデビュー小説「悪い夏」を実写化するサスペンス・エンターテインメント作品。北村匠海演じる真面目な公務員・佐々木が、ふとしたきっかけからまともとは言えない人物たちに囲われ、とんでもない犯罪行為に巻き込まれていく姿を描く。気弱な性格ゆえどんどん破滅を辿っていく佐々木に待ち受ける結末とは?
実写映画『#真相をお話しします』は、結城真一郎による新感覚のミステリー短編集が原作。日常に潜む違和感を描く5篇の短編が、実写映画ではどのような物語に構築されていくのか、注目だ。Mrs. GREEN APPLEのフロントマン大森元貴とtimeleszの菊池風磨が主演を務め、“親友”とも“敵”ともつかない2人を演じる。
柚月裕子のヒューマンミステリー小説「盤上の向日葵」を実写映画化。坂口健太郎がプロ将棋界に彗星のごとく現れた若手棋士・上条を演じ、渡辺謙が“賭け将棋”で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明を演じる。とある山中で発見された白骨死体事件と2人の関係、そして上条の持つ壮絶な過去とは?宿命と因果がつながる、魂のぶつかり合いに注目だ。
映画『遺書、公開。』は、陽東太郎のコミックを実写化した学園ミステリーサスペンス。生徒24人と担任教師を1位から25位までの序列で記した奇妙なメール「2-D序列」が届き、その半年後に序列1位の生徒が謎の死を遂げる。24人の机の上には死んだ姫山の遺書が置かれていて……?疑心暗鬼の雰囲気に満ちた教室で、次々に遺書が公開されていく。主演は、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人。
白石晃士が監督を務める実写映画『近畿地方のある場所について』は、背筋によるWeb小説サイト発のホラー小説が原作。「原作の得体の知れない黒い魅力」を実写版にも反映しつつ、行方不明になったオカルト雑誌の編集者を巡る奇妙な物語がリアルなタッチで描かれる。
二宮敦人のホラーサスペンス小説「悪鬼のウイルス」が、村重杏奈主演で実写映画化。都市伝説系YouTuberとして活動する主人公・日名子が仲間とともに神隠しの噂がある“旧石尾村”を訪れるが、その後全員が消息不明に。残されたビデオカメラに映し出された、恐ろしい光景とは…?
1937年にアメリカで公開された、ディズニーアニメーション映画『白雪姫』が実写化。レイチェル・ゼグラーを主演に迎え、ヴィランの女王は『ワンダーウーマン』のガル・ガドットが演じる。実写版『白雪姫』はミュージカル映画となり、劇中にはベンジ・パセックとジャスティン・ポールのオリジナル楽曲も採用予定だ。
松坂桃李が主演を務める映画『雪の花 ーともに在りてー』は、吉村昭の時代小説「雪の花」が原作。江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う疫病「天然痘」と闘った1人の町医者の実話を映し出す。共演に役所広司や芳根京子が名を連ね、監督は小泉堯史が務める。