特別企画展「没後100年 富岡鉄斎 —知の巨人の足跡—」が、奈良の大和文華館にて、2024年4月12日(金)から5月19日(日)まで開催される。
「日本最後の文人」とも呼ばれる、近代日本の文人画家・富岡鉄斎(とみおか てっさい)。江戸時代末期、京都に生まれた鉄斎は、学問を重んじる家風のもと、若い頃から日本や中国の古典に親しみ、こうして育まれた膨大な知識や素養をもとに書画制作を行ったのだった。
鉄斎の姿と足跡は、その作品の筆の躍動、画中に付された言葉、あるいはさまざまなモチーフから垣間見ることができよう。特別企画展「没後100年 富岡鉄斎 —知の巨人の足跡—」では、大和文華館のコレクションを中心に、《鮮魚図》や《蘇子笠屐図》、《掃蕩俗塵図》など、鉄斎の作品52件を紹介。人物画から花鳥・花卉・樹石画、山水画、書跡まで、多彩な芸術活動にふれることができる。
特別企画展「没後100年 富岡鉄斎 —知の巨人の足跡—」
会期:2024年4月12日(金)~5月19日(日)
会場:大和文華館
住所:奈良県奈良市学園南1-11-6
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(4月29日(月・祝)、5月6日(月・振)は開館)、4月30日(火)、5月7日(火)
入館料:一般 630円、高校・大学生 420円、小・中学生 無料
※20名以上の団体は相当料金の2割引、引率者1名は無料
※障がい者手帳の所持者および同伴者1名は2割引
【問い合わせ先】
大和文華館
TEL:0742-45-0544