企画展「大竹伸朗展(仮称)」が、香川の丸亀市猪熊弦一郎現代美術館にて、2025年8月1日(金)から11月24日(月・振)まで開催される。
1955年に生まれ、1980年代初頭のデビュー以来、絵画や版画、彫刻、映像、インスタレーション、巨大な建造物など、多岐にわたる創作を展開してきた現代美術家、大竹伸朗(おおたけ しんろう)。企画展「大竹伸朗展」は、絵画シリーズ「網膜」に着目し、大竹の多彩な活動を紹介する展覧会だ。
「網膜」シリーズは、廃棄された露光テスト用ポラロイド・フィルムに残された光の痕跡をカンヴァスに拡大転写し、その表層に透明のウレタン樹脂を塗り重ねた作品である。1988年にスタートし、1991年まで集中的に手がけられた同シリーズは、以後断続的に制作。本展の開催に際して、大竹はその新作に取り組んでいる。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で12年ぶりの個展となる本展では、「網膜」の新作を中心に、未公開作品や巨大な立体作品《網膜屋/記憶濾過小屋》など、「網膜」シリーズに繋がる大竹の作品を紹介する。
企画展「大竹伸朗展(仮称)」
会期:2025年8月1日(金)〜11月24日(月・振)
会場:丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所:香川県丸亀市浜町80-1
※展覧会名、会期は変更となる場合あり
※画像の無断転載を禁ずる。
【問い合わせ先】
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
TEL:0877-24-7755