続く「Tradition and Innovation(不易流行)」では、素材に対する鋭い感性を持つ日本人デザイナー達が、繊維産業との密な関係を通じて生み出してきた伝統と新技術の交差点としてのファッションを紹介する。ここでも三宅、川久保、山本らの重要性は挙げるまでもないが、まとふ、ミントデザインズなど新世代のデザイナーに受け継がれている素材への追求を紹介する。
最後のテーマは「Cool Japan(クール・ジャパン)」。常に世界から注目を集めて来た日本のポップ・カルチャーにスポットをあて、「カワイイ」「ロリータ」「ゴスロリ」など様々なキーワードと絡めて日本のファッションの多様性を再確認する。紹介されるブランドはジュンヤワタナベ(JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS)、ZUCCA(ズッカ)など。