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天下一の茶人「古田織部展」松屋銀座で開催 - 桃山時代の茶道具も

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天下一の茶人「古田織部展」松屋銀座で開催 - 桃山時代の茶道具も | 写真
黒織部百合文茶碗 桃山時代 17世紀初頭
東京・梅澤記念館蔵

2014年12月30日(火)から2015年1月19日(月)までの期間中、松屋銀座で「没後400年 古田織部展」が開催される。

古田織部は、桃山時代に活躍した武将茶人。安土桃山時代から江戸時代にかけて風潮した、美しさを表現する“かぶく” 。この最先端の時流を茶湯に取り込み、千利休亡き後、大胆な造形性で斬新な美を創造し、天下一宗匠となった。

2015年は、織部の没後400年にあたる年 。それを記念し、本展では彼にゆかりのある茶道具や工芸品などの展示を通して、織部の人物像を紹介する。第1章「織部の時代」では、 信長、秀吉らの出現により迎えた安土桃山文化をクローズアップ。中でも最も華やかで「かぶいた」慶長の時代を象徴する美術工芸品を通して、織部を生み出した時代を紹介していく。

千利休の座を引継ぎ、天下一茶の湯宗匠として新たな武家規範を作った織部。第2章の「織部の茶の湯」では彼が、茶庭 、茶室、そして茶の湯会席や茶道具にふるった創意と工夫を、織部に繋がる茶の湯空間や茶碗・花生 などを通して明らかにする。
 
第3章の「織部の茶道具」では、 茶碗・茶入・水指 や向付・手鉢などの会席道具の名品を展示。織部が時代の風潮をリードしながら新たに考案した「ヘウゲタル」茶の湯道具の世界を見ることができる。なお、遺された図面とゆかりの茶室を参考に 会場内に茶室の一部の再現が予定されている。

【イベント詳細】
「没後400年 古田織部展」
期間:2014年12月30日(火)〜2015年1月19日(月) ※1月1日(日)は休み。
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
開催時間:10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで。入場は、閉場の30分前まで。
※2014年12月31日(火)は10:00〜18:00、2015年1月2日(木)は9:30〜19:30
入場料:一般1,000円 高大生700円 中学生500円 小学生以下無料

【問い合せ先】
松屋銀座
03-3567-1211(大代表)

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