展覧会「世界の絞り」が、東京・新宿の文化学園服飾博物館にて2017年6月9日(金)から9月4日(月)まで開催される。
左) サリー インド 1980年代、右) 着物 江戸時代末 三井家旧蔵
古くから世界各地で行われてきた絞り染めに焦点を当てる本展。江戸後期から昭和までの絹と木綿の着物、アジアやアフリカの民族衣装、古代インカの裂など約25か国130点あまりの作品を展示し、多彩な絞りの美とその技法を紹介する。
絞り染めは、染め残し部分を作ることであらゆる文様を表すもの。染め残しを作るためには「糸で括る、縫い絞める、型で挟む」などさまざまな方法があり、その表情は染料のにじみ具合で偶然に生み出される素朴で抽象的な文様から、染め残しをあらかじめ計算して絵画的文様を表した緻密なものまで様々だ。
【詳細】
展覧会「世界の絞り」
期間:2017年6月9日(金)~9月4日(月)
会場:文化学園服飾博物館
住所:東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
時間:10:00〜16:30
※6月30日、7月14日は19:00まで、入館は閉館の30分前まで。
休館日:日曜日、祝日
※ただし、6月11日、8月6日は開館。夏季休館:8月11日(金)~20日(日)。
入館料:一般 500円、大高生 300円、小中生 200円
※20名以上の団体は100円引、障がい者とその付添者1名は無料。