2012年3月17日(土)から5月27日(日)までの期間に、名古屋ボストン美術館にて「What's an Icon of Style? 時代を彩るファッション」展が開催される。
本展では、シャネルやクリスチャン・ディオール等のオートクチュールをはじめ、ダイアナ妃やハリウッド女優が着たドレス、そしてオードリー・ヘップバーン、ジャクリーン・ケネディ、マドンナなどをモデルにした写真やイラストなど、「ファッション・アイコン」をキーワードに構成された米国ボストン美術館所蔵の作品156点によって、ファッションの魅力に迫る。
左)カール・ラガーフェルド(シャネル)《イヴニング・ドレス「マルティーヌ」》
2005年秋冬オートクチュール・コレクション ©CHANEL
右)ユーサフ・カーシュ 《ジャクリーン・ケネディ》1957年 ©Estate of Yousuf Karsh
展覧会は「クリエーション」「コラボレーション」「リクリエーション」の3つの章で構成される。
■第1章 クリエーション - デザイナーの芸術作品
服をよく見せるためだけでなく、デザイナーの芸術的な世界観を見せる役割も持つファッションショー。デザイナーの創造力がつまったファッションショーのために制作されたドレスを紹介。
■第2章 コラボレーション - アイコンとデザイナーの共同制作
ファッションが人物の個性やイメージづくりに果たした役割に着目。「ファッション・アイコン」とは特徴のあるファッションで影響力のある人を表す。ファッション・アイコンの例としてオードリー・ヘップバーンやダイアナ妃が挙げられ、その洗練されたスタイルは今でも多くの人々の支持を得ている。
森山大道 《Novembre》2004年 ©Daido Moriyama
■第3章 リクリエーション - ファッション写真とイラストレーション
デザイナーが生み出したイメージを解釈し、その背景となる時代や雰囲気を捉え、それらを多くの人々に伝える写真やイラストを通じて、ファッションのイメージの移り変わりをたどることができる。
同時に、「ナゴヤファッションコンテスト2011」受賞並びに優秀作品も展示される予定。
【展覧会概要】
「What's an Icon of Style? 時代を彩るファッション」
開催日 : 2012年3月17日(土)~5月27日(日)
場所 : 名古屋ボストン美術館
住所 : 〒460-0023 名古屋市中区金山町1-1-1
開館時間 : (火~金)10:00~19:00 (土、日、祝)10:00~17:00
※最終入館は閉館の30分前まで
休館日 : 月曜日(祝日の場合翌日平日)
入館料金 : 一般 : 1,200円(1,000円) シルバー・学生 : 900円(700円) 中学生以下無料
( )内は前売り / 団体・平日午後5時以降の割引入館料金、シルバーは65歳以上
問い合わせ先TEL : 052-684-0101
名古屋ボストン美術館公式サイト : http://www.nagoya-boston.or.jp/
■主な出展作品
クリスチャン・ディオール、シャネル、ジバンシイ、ピエール・カルダン、
ジョン・ガリアーノ、アレクサンダー・マックイーン、アーノルド・スカージ、
カール・ラガーフェルド、クリスチャン・ラクロワ、オリヴィエ・ティスケンス、
鳥丸軍雪、山本耀司(ヨウジヤマモト)、ユーサフ・カーシュ、
ハーブ・リッツ、アーヴィング・ペン、森山大道、ウィリアム・クライン ほか
主催 : 名古屋ボストン美術館、ボストン美術館
共催 : 中日新聞社
協賛 : 中京テレビ放送、タキヒヨー、中部国際空港、エスカ、ユニモール
後援 : 米国大使館、在名古屋米国領事館名古屋アメリカン・センター、愛知県、名古屋市、愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会、名古屋商工会議所
協力 : 日本航空、大韓航空、近畿日本鉄道、東海旅客鉄道、名古屋市交通局、名古屋鉄道、ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋
特別後援 : ナゴヤファッション協会
All Photographs ©2012 Museum of Fine Arts, Boston.