企画展「ガウディをはかる -GAUDI QUEST-」が、寺田倉庫が運営する東京・品川の建築倉庫ミュージアムにて開催される。会期は2019年3月27日(水)から6月30日(日)まで。
アントニオ・ガウディとは、19世紀から20世紀を代表するスペインの建築家。手掛けた建築のうち7件がユネスコの世界遺産に登録されている、世界的建築家だ。代表作であるサグラダ・ファミリアは彼の没後100周年となる2026年の完成を目指し、今もなお工事が進められている。
展示されるのは、サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、コロニアル・グエル、テレサ学院の主要6作品の図面など計70点以上。見どころは、多数の日本初公開作品だ。田中裕也の所蔵品から、5mを超えるサグラダ・ファミリアの壮大な鐘楼尖塔図、建築に8年の歳月をかけたグエル公園の実測図、テレサ学院のアクソメ図といった実測図原版を展示する。
また、会場内に世界遺産としても知られるグエル公園の階段を1/1スケールで再現。来場者が実際に展示物を「はかる」という体験をすることで、視覚矯正や身体スケールといった要素を学べる体験型展示を行う。
【開催概要】
「ガウディをはかる -GAUDI QUEST-」
会期:2019年3月27日(水)~6月30日(日)
※5月7日(火)~21日(火)は休館。
会場:建築倉庫ミュージアム 展示室A(東京都品川区東品川2-6-10)
開館時間:火曜~日曜 11:00~19:00(最終入館18:00)
※月曜休館(月曜が祝日の場合翌火曜休館)
入館料金:一般料金 3,000円、大学生/専門学生 2,000円、高校生以下 1,000円
※展示室Bの企画展示「-Green, Green and Tropical-木質時代の東南アジア建築展」2019年5月6日(月・祝)までの観覧料含む。
※障害者手帳を持参者とその付添者1名は無料。
※それぞれ入館の際、学生証等の年齢のわかるもの、障害者手帳等を提示。
【問い合わせ先】
建築倉庫ミュージアム
TEL:03-5769-2133