原美術館では、ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN) 青山店の10周年を記念した期間限定エキシビジョン「INTERPRETATIONS, TOKYO ―17世紀絵画が誘う現代の表現」を2019年3月29日(金)から31日(日)まで開催する。
『アキレスとアガメムノンの口論』
エラルート・デ・ライレッセ (1640-1711)、ベルギー、油絵・キャンバス、 H 3000mm x W 2140mm
2009年、東京の旗艦店として誕生した青山店に展示されている、17世紀のヨーロッパの巨匠、エラルート・デ・ ライレッセによる2枚の絵画。この絵画は、現代の日本人アーティストたちがモノクロームで解釈した作品とともに1階と2階に飾られており、オープン以来、“時間、国、色彩、表現方法を超えて対話する”というストーリーを綴ってきた。
『パリスとアポロがアキレスの踵に矢を向け命を狙う』
エラルート・デ・ライレッセ (1640-1711)、ベルギー、油絵・キャンバス、 H 3000mm x W 2140mm
「INTERPRETATIONS, TOKYO ―17世紀絵画が誘う現代の表現」では、そのストーリーを改めてクローズアップ。エラルート・デ・ ライレッセによる2枚の絵画とともに、現在ドリス ヴァン ノッテンの2階のメンズフロアに飾られている堂本右美と蜷川実花、1階のレディースフロアに飾られている大庭大介の3人による作品を展示する。
さらに、ドリス・ヴァン・ノッテンによって最終選考された3人の若手の日本人アーティストたちが新たに製作した作品も公開。コム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)やズッカ(ZUCCa)とのコラボレーションワークを発表してきた安野谷昌穂、「六本木アートナイト」をはじめとするアートイベントで活躍してきた石井七歩、そして東京でも数多く個展を開催している佐藤允が参加する。
【詳細】
「INTERPRETATIONS, TOKYO ―17世紀絵画が誘う現代の表現」
開催期間:2019年3月29日(金)~31日(日)
開館時間:11:00~17:00(日曜日のみ20:00)
場所:原美術館
住所:東京都品川区北品川4-7-25
TEL:03-3445-0651
【問い合わせ先】
ドリス ヴァン ノッテン
TEL:03-6820-8104