2013年5月2日より、''お金''にまつわる作品を集めたアート展+プロジェクト「Money after Money | 信用ゲーム 2013」が開催中だ。
デジタルネットワークが張りめぐらされ、経済が大きな転換点を迎えている今、''お金''は、より広く創造的価値を生み出すエネルギーとして再定義されつつある。「Money after Money | 信用ゲーム 2013」は、グローバルエコノミーが沸き立ちはじめた1980年前後に生み出されたアンディ・ウォーホルやヨーゼフ・ボイスの作品を参照しつつ、リーマンショックを経た現代に活躍するアーティストの作品やプロジェクトを紹介する展覧会。
エリー・ハリスン Ellie Harrison《金融危機の歴史》(2009)英国
アーティストのエリー・ハリスンは、20世紀初頭から現在までに起こった11の世界的な経済危機を、 ポップコーンがはじける様子で表現。会場は、ポップコーンがはじける音や、香ばしい匂いで包まれる。
また、5月11日(土)から5月26日(日)までの期間で、GYRE館内および周辺エリアの街中に仮想的に埋められた通貨を、専用アプリを使って掘り起こす参加型ゲーム「エキソニモ×MaM×GYRE《MoneyFinder Harajuku》 」も開催される。
アーティストの視点から、ひと味違う''お金''の新たな可能性に触れてみては。
【参加アーティスト一覧】
アンディ・ウォーホル / ウーバーモルゲン / エキソニモ / エリー・ハリスン / クリスティン・ラール / ニティパク・サムセン / フィリップ・ハース / フリエタ・アランダ+アントン・ヴィドクレ / ヨーゼフ・ボイス
【展覧会詳細】
会期:2013年5月2日(土)~5月26日(日) 無休
時間:11:00~20:00 ※入場無料
会場:東京都渋谷区神宮前5-10-1 EYE OF GYRE(GYRE3F)