展覧会「白川義員写真展 永遠の日本/天地創造」が、東京都写真美術館にて、2021年4月24日(土)まで開催される。なお、当初は5月9日(日)までの会期を予定していたが、臨時休館に伴い変更。
世界的写真家であり、山岳写真家としても輝かしい実績を残す白川義員。「地球再発見による人間性回復へ」を創作の基本理念に活動を続ける白川は、1969年出版の『アルプス』以来、『世界百名瀑』に至る10のシリーズを発表し、地球の美や神秘、荘厳さを追求してきた。
展覧会「白川義員写真展 永遠の日本/天地創造」では、白川義員の集大成となる2つのシリーズ 「永遠の日本」と「天地創造」を、二期構成で紹介。50年以上にわたり白川が撮り続けてきた国内外のダイナミックな風景を、最新のデジタル技術によるかつてないスケールと臨場感で展示する。
第一期は、シリーズ第11作目となる「永遠の日本」。《雌阿寒岳夕照》や《浅間山》など、白川自身が日本人の誇りと魂を復興する一助になりたいという願いを込めた、壮大な日本の自然を紹介する。
一方、第二期では、シリーズ第12作目となる最新作「天地創造」を展示。入域が1日20人に限定されているアメリカ西部の砂漠「ザ・ウェーブ」や、中国・湖南省に位置し、“仙境”と呼ぶにふさわしい「武稜源」といった近年注目されるようになった地域、“奇跡の絶景”とも謳われる南米のウユニ塩湖などを撮影した作品を公開する。
展覧会「白川義員写真展 永遠の日本/天地創造」
会期:2021年2月27日(土)〜4月24日(土) 下記の日程で展示替え実施
・第一期 永遠の日本 2021年2月27日(土)〜4月4日(日)
・第二期 天地創造 2021年4月6日(火)〜4月24日(土)
会場:東京都写真美術館 3階展示室
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間:10:00〜18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日
観覧料:一般 700円、大学・専門学校生 560円、中高生・65歳以上 350円
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳の所持者とその介護者(2名まで)は無料
※会期などの展覧会内容には変更が生じる可能性あり
【問い合わせ先】
東京都写真美術館
TEL:03-3280-0099