庵野秀明の映画『シン・仮面ライダー』が、2023年3月18日(土)に全国公開。また一部劇場を除き、3月17日(金)18:00より最速公開がスタートする。主演は池松壮亮。
50年前、当時の小学生男子のほとんどが憧れ、熱中した『仮面ライダー』。自分もその1人だったという庵野秀明が、新たな監督作品としてかつての“憧れのヒーロー”をスクリーンに蘇らせる。『シン・仮面ライダー』は、石ノ森章太郎が手掛けた『仮面ライダー』生誕50周年企画作品として公開され、庵野は脚本と監督を務める。
『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』シリーズなど数多くの作品を手掛けてきた、日本を代表するアニメーター庵野秀明。総監督を務めた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』シリーズは、『序』、『破』、『Q』と3作を公開したのち、8年の間をあけてシリーズ最終章となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:‖』を公開。庵野総監督作品の中で最高記録を更新した。2021年には自身の創作活動を網羅する「庵野秀明展」が国立新美術館で開催された。
そして、主人公役に斎藤工を迎えた映画『シン・ウルトラマン』も2021年に公開。『シン・仮面ライダー』はそれに続く映画制作となり、“自分の憧れのヒーロー”でもあっただけに、かける思いもひとしおのようだ。
映画『シン・仮面ライダー』の主人公は、秘密結社「Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling」、通称「SHOCKER(ショッカー)」の手によって高い殺傷能力を持つオーグメントと化した本郷猛。彼は、組織から生まれるも反旗を翻した緑川ルリ子の導きで脱走を図る。力を得てもなお、“人”であろうとする本郷。自由を得て、“心”を取り戻したルリ子。運命を狂わされたふたりが選ぶ道は?
強烈なアクションと“人”を描く濃厚なドラマが詰まった映画『シン・仮面ライダー』。物語の主軸は、池松壮亮、浜辺美波、柄本佑が担う。
主人公・本郷猛/仮面ライダー…池松壮亮
望まぬ力を背負わされ、人でなくなったが、それでもなお“人”であろうとする男。秀才にして、一流のオートバイレーサー。「仮面ライダー」と名乗って強大な敵に立ち向かっていく。
主人公の本郷猛役には、『アジアの天使』、『ちょっと思い出しただけ』と主演が続いている池松壮亮が抜擢された。かつて藤岡弘が演じていたことでも有名。
ヒロイン・緑川ルリ子…浜辺美波
与えられた幸福論に、疑問を抱いた女。自由を得て、“心”を取り戻す。度々危険な目にあいながらも、本郷=仮面ライダーの戦いに協力する。
『映画 賭ケグルイ』での好演も記憶に新しい浜辺美波が、ヒロイン・緑川ルリ子を演じる。
一文字隼人/仮面ライダー第2号 …柄本佑
仮面ライダー第2号を務めるのは、柄本佑。『真夜中乙女戦争』『川っぺりムコリッタ』『ハケンアニメ!』など話題作に立て続けに出演する柄本の演技に注目だ。
さらに、豪華キャストが個性的なキャラクターを演じ、映画『シン・仮面ライダー』を盛り上げていく。
ハチオーグ…西野七瀬
秘密結社「SHOCKER(ショッカー)」の上級構成員。
コウモリオーグ…手塚とおる
秘密結社「SHOCKER(ショッカー)」の上級構成員。
緑川弘博士…塚本晋也
緑川ルリ子の父。
緑川イチロー(チョウオーグ/仮面ライダー第0号)…森山未來
緑川ルリ子の兄。最強の敵。仮面ライダーと同等の力を持ちながら、凶暴性を増して群れて闘う「大量発生型相変異バッタオーグ」を作り出す。
政府の男…竹野内豊
本郷・ルリ子とともに“アンチSHOCKER(ショッカー)同盟”を組む。
情報機関の男…斎藤工
クモオーグ…大森南朋
SHOCKER(ショッカー)の上級構成員。
サソリオーグ…長澤まさみ
人間とサソリの合成オーグメント。
K.K オーグ…本郷奏多
人間・カマキリ・カメレオン、SHOCKER(ショッカー)初の3種合成型オーグメント、カマキリカメレオンオーグ。
ケイ…松坂桃李
SHOCKER(ショッカー)の外世界観測用自立型人工知能。
緑川イチローの母…市川実日子
本郷猛の父…仲村トオル
犯人…安田顕
背広の男…上杉柊平
ハチオーグに仕える。
SHOCKER(ショッカー)の創設…松尾スズキ
『シン・仮面ライダー』は、IMAX、4DX、ドルビーシネマ、MX4Dでも上映。IMAX・4DXは全国約40の劇場にて最速全国公開日である3月17日(金)19 時以降の回、ドルビーシネマは3月24日(金)、MX4Dは4月14日(金)から、それぞれ上映される。迫力満点のスクリーンで、是非鑑賞してみてはいかがだろう。