京都国立近代美術館では、展覧会「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」を、2021年11月11日(木)から2022年1月16日(日)まで開催する。
「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」は、前衛陶芸家・八木一夫が撮影した写真100点をまとめて紹介する初の展覧会だ。
八木一夫は、前衛陶芸家集団「走泥社」の一員として戦後の陶芸界を牽引した。非実用的な形態を特徴とする「オブジェ焼」を手がけたことで知られるが、1960年代の前半から中期にかけては意欲的に写真を撮っていた。
八木の写真は、陶芸家としての経験に基づく、被写体に向けた優しさやユーモア、諧謔味あふれるまなざしを感じることができる点が特徴だ。本展でも、自身の陶芸作品を捉えた写真からは八木の造形思考が垣間見られ、また、風景写真には独自の視点で捉えられた日本の懐かしい風景を見ることができる。
展覧会「キュレトリアル・スタディズ15:八木一夫の写真」
会期:2021年11月11日(木)~2022年1月16日(日)
会場:京都国立近代美術館
住所:京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
開館時間:9:30~17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館30分前まで
休館日:月曜日(1月10日(月・祝)は開館)、12月28日(火)~1月3日(月)
観覧料:一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※( )内は20名以上の団体
※高校生以下・18歳未満・65歳以上、心身障がい者と付添者1名、母子家庭・父子家庭の世帯員は無料(入館時に証明できるものを提示)
※本料金でコレクション展も観覧可
※開館時間は変更となる場合あり(来館前に最新情報を確認のこと)
【問い合わせ先】
京都国立近代美術館
TEL:075-761-4111 (代表)