2003年春夏コレクションで自身の名を冠したブランド「キミノリ モリシタ」を発表。
キミノリ モリシタ(KIMINORI MORISHITA)は日本のファッションブランド。
デザイナーの森下公則(KIMINORI MORISHITA)は1964年広島県に生まれる。1986年、メンズファッション専門学校卒業。2003年春夏コレクションで自身の名を冠したブランド「キミノリ モリシタ」を発表。2005秋冬からパリにて展示会形式でコレクションを発表。また、2005年よりブランド「ハルプ(HALB)」のクリエイティブディレクターに就任。
2007年秋冬コレクションより、キミノリ モリシタは、パリでショー形式によるコレクションを発表するようになる。
キミノリ モリシタはタイトなシルエットでキレイめなスタイルが多い中、ダメージ加工やカジュアルでゆったりしたスタイルを打ち出して評価を得る。加工に徹底的なまでのこだわりを持ち、その繊細な技術は日本特有の良さをだしていると世界中で評されている。ブランド開始時はミリタリー系やワークウェアなどを加工、アレンジしたスタイルが中心、カーゴパンツなどが人気となった。
2008年春夏パリコレクションで話題となったスタイルはゆったりしたシルエット、軽い素材感で、繊細な加工を施したコレクション。加工が繊細な分、クリーンでエレガントに写るものだった。取り扱いの展開は、世界約20カ国、70店舗にてコレクションが販売されるほどに。
2009年、「キミノリ モリシタ」のデザイナーを退任とともにブランドを休止。同年、自身の会社「kiminori morishita garments lab inc.」を設立。森下は自身のブランド「08サーカス」を立ち上げた。2010年春夏シーズン、ファーストコレクションをパリにて発表。2012年よりウィメンズの展開をスタート。
2016年、森下公則が展開する「kiminori morishita garments lab inc.」より「キミノリ モリシタ」を再スタートさせる。