1999年、ブランド「イランイラン」がスタート。
2016年10月末を持ってブランド終了。
イランイラン(YLANG YLANG)は、日本のファッションブランド。
イランイランの名前の由来は「東南アジア諸国に生息する黄色い花から抽出される香油で、”花々の中の花”の意味がある」そこからコンセプトの「着ることで女性の持つ神秘性が生かされるような服」がきている。人気のアイテムはワンピースで、セクシーで女性らしいワンピースが特徴。
1999年、青柳龍之亮がエルゴットから立ち上げた。エルゴットは、バッグや帽子、ベルトなどのアクセサリーの企画・製造を中心に、セレクトショップなどへOEM供給をしていた会社で、アクセサリーを引き立てるためのディスプレイ用に制作した服が好評で、服の製作がスタート。(2012年にオンワード傘下に入っている。)レディーズウェアのコレクションから開始。2004年、イランイランのメンズウェアのラインをスタート。2006年春夏東京コレクションでランウェイデビュー。
2016年10月末にブランド終了。
■創業デザイナーについて
青柳龍之亮は1976年生まれ。山本寛斎のショーを見たことがきっかけでファッションデザインへ興味を持つ。文化服装学院卒。98年にアスティ(化粧品や健康食品などを扱う会社)の子会社のエルゴットに入社して、99年、エルゴットからブランド「イランイラン」をスタートさせる。2004年に親会社アスティに移籍し、メンズウェアも開始させた。