2002年に「デ・ドゥエ」創業。
デ・ドゥエ(D-due)は、スペイン・ガリシア地方を拠点とするドレスメーカーのファッションブランド。
細部にまでこだわり抜かれたデザインと、ユニークで上質な素材、熟練したパターンメイキングによる着心地の良さが最大の魅力。
ブランドには2つのラインがあり、コレクション(Collection)とラボ(LAB)で構成されている。
コレクションは、ドレスメーカーという母体をいかした“仕立ての良さ”を、“最高峰の素材”で贅沢に発信すう。コンセプトは、「オートクチュールの魅力をデイリーに楽しんでいただく」こと。
ラボはコンセプトワークやアートに特化した実験的な提案を行うライン。インスピレーション・ソース自体から創造をするため、シーズンごとに絵本を制作し、その絵本を題材にコレクションを作成している。
ブランド名の「デ・ドゥエ」には「2つの方向から」という意味がある。物事を複数方向から見ることで、より進化した考えに至ることを教訓に含めている。
デザイナーは、ロサリオ・フロハン(Rosario Froján)、アルフレド・オルメド(Alfredo Olmedo)。
フランスのオートクチュール発展を支えた職人たちが多く住むガリシアで、仕立てのよい服作りの文化を地元の人々に提供するため、ロサリオ・フロハンの母が1968年にドレスメーカーを創業したのが始まり。
その後、ガリシアそして母のアトリエの価値を国際的に発信する為、娘のロサリオがバルセロナやミラノでデザインを学び、2002年にインブランドとして「デ・ドゥエ」を立ち上げた。
デザインおよびコンセプトワークは異なる視点で考えるため、クリエイティブチームはロサリオ以外に、グラフィックデザイナーのアルフレド・オルメドや建築家のホセ・フロハンといった異業種のデザイナーで成り立っている。
彼らのダイナミックな視点から生まれるシーズンコンセプトは、母の代より40年以上もの経歴をもつベテラン職人らとともに、服として仕立てられていく。