デザイン・デュオのスティーブン・ホール(ロンドン生まれ)と大原由梨佳(東京生まれ)が2005年に「HALL OHARA(ホール・オーハラ)」を立ち上げる。2010年に「IN-PROCESS BY HALL OHARA」をスタート。
イン-プロセス バイ ホール オーハラ(IN-PROCESS)は日本のウィメンズブランド。
スティーブン・ホールと大原由梨佳は共に2003年、ロンドンのセントラル・セント・マーティンズ美術大学を首席で卒業。その後、2004年に結婚に至り、2005年に「HALL OHARA(ホール・オーハラ)」ブランドを立ち上げる。
2006年春夏にブリティッシュ・ファッション・カウンシルより新人デザイナーに寄与される「NEW GENERATION賞」を受賞し、ロンドン・コレクション中にオフ・スケジュールでデビュー。
2シーズン目からパリ・コレクションでも展示を始め、2007年より日本へ拠点を移す。
2009年春夏よりメンズライン「ARP(アープ)」をスタートし、2009/2010秋冬よりセカンドライン「doodling(ドゥーダリン)」をスタート。
そして、2010年春夏より、ブランド名を「インプロセス(IN-PROCESS BY HALL OHARA)」に変更し、新しいコンセプトを掲げる。2014年、第7回「DHL デザイナーアワード」を受賞。
2017年春夏シーズンより、ブランド名を「インプロセス(IN-PROCESS)」に変更。
【ブランドコンセプト】
「IN PROCESS」とは、“進行中”を意味し、洋服のエネルギー源はその作業プロセスにある、という概念がコンセプト。
また、洋服とは常に進行中であり、デザインや生産の過程においてだけでなく、ユーザーに渡った後も、その人によって色々な形に進行し続ける。
そんな想いを大切に、コレクション毎のメッセージを自由で素直に表現したストーリー展開を広げる。
モダン・ノスタルジアをスタイルの特徴とし、モダンさと手作り感のあるディテールが加わったアンティーク調な雰囲気が融合したコレクション展開を打ち出す。
オシャレを楽しむ事は、日常生活において女性が元気になるひとつの要素。時にはキュートに、時にはカジュアルに、時にはボーイッシュに、時にはクラシカルに、時には少しセクシーに。落ち込んだ時には一層オシャレに磨きをかけて自分を元気づける。そんな想いを持つ人達へ展開されたコレクションとなっている。
2019年秋冬より、ブランド表記を「イン-プロセス トーキョー(IN-PROCESS Tokyo)」に変更。