2014年7月26日(土)から8月20日(水)まで、グラフィックデザイナー兼アーティストのピーター・デ・ポッター(Peter De Potter)の展覧会「PROJECT by Peter De Potter」が、東京・Bギャラリーで開催される。
名門・アントワープ王立アカデミー出身のピーター・デ・ポッターは、ファッションデザイナー、ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)の古くからの友人であり、シグニチャーブランド「ラフ シモンズ」のメインヴィジュアルやグラフィックデザインのほか、イギリスの雑誌「i-D」なども手掛けるなど、多方面で活躍している。
ポッターの作品は、抽象芸術やパンク精神、ポップ精神、様々な世代の精神、抗議運動の精神などを主なインスピレーション源としている。そのメッセージ性の強いダークな世界観とデザインで、ファッションとアートの世界のクロスオーバーを実現させてきた。
本展覧会では、ポッターが主宰するブランド「PROJECT」より、オリジナルのアートワークが発表されるほか、彼の代表的なスタイルの一つである、グラフィックとタイポグラフィで構成したコラージュ作品のシリーズが展示販売される。
また、期間中の会場では、原宿のインターナショナルギャラリー ビームスで展開されている「PROJECT」のTシャツやスウェットなど関連商品も販売される予定だ。
【プロフィール】
ピーター・デ・ポッター(Peter De Potter)
ベルギー出身。アントワープ在住。アントワープ王立アカデミーで学ぶ。2001〜2010年までのRAF SIMONSとのコラボレーションで注目を集め、一度きりの予定が長期にわたる継続的なコラボレーションとなる。また、同ブランドの相談役、コンセプトのアシスト、アートワークの提供と、RAF SIMONSのプリントデザインに携わる。RAF SIMONS名義で出版された、「Redux」、Pitti Immagine 2005のインスタレーション「Repeat」のデザインとアートディレクションを担当をするなど、ブランドイメージ関わる重要な要素を担う。2004年、フィレンツェでの別のPittiプロジェクト「NEO80」にて、Peterは「The Young Gods」という映像インスタレーションを発表。2011年にはベルリンでの「Transmission1 - Avant/Garde Diaries」で「image Machine」シリーズの一部を発表。写真、文章、コラージュを用いて15年もの間、アート作品を作り続けているにも関わらず、アート界にオフィシャルで頭角を現したのは、ここ3年のこと。ポッターは伝統的なアートのルートではなく、インターネットや、主にtumblrで作品を配信し続けている。
【開催概要】
「PROJECT by Peter De Potter」
開催期間:2014年7月26日(土)〜8月20日(水) ※会期中無休
時間:11:00〜20:00
会場:Bギャラリー (ビームス ジャパン6F)
住所:東京都新宿区新宿3-32-6
TEL:03-5368-7309