江戸東京博物館が、2018年4月1日(日)に再オープン。2つの展覧会がスタートするほか、記念イベントが開催される。
4月1日(日)から5月6日(日)までは、特集展示「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」が開催される。
18世紀後半に江戸文化の最前線で活躍した浮世絵師・東洲斎写楽と喜多川歌麿。「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」では、江戸東京博物館所蔵の写楽と歌麿による浮世絵版画作品と関連資料30点を展示する。
中でも注目は、江戸東京博物館ロゴマークのデザイン元となった写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」、恋する女たちの心を映し出しているかのような歌麿の「歌撰恋之部 物思恋」だ。いずれの作品も今回の展覧会で初公開される。
さらに初日は写楽の浮世絵トートバッグが先着 500 名に無料でプレゼントされるほか、フォトスポットも登場し、再オープンを盛り上げる。
4月1日(日)から5月13日(日)まで、NHKスペシャル関連企画「大江戸」展が開催される。
徳川家康が入封した1590年以前は、小さな城下町だった"江戸"。NHKスペシャル関連企画「大江戸」展は、そんな小さな町がどのように政治・経済・文化の中心へと発展していったのかを探っていく。
展覧会は「江戸の成り立ち」「江戸城の絵図」「火事と江戸」「水辺の風景」「写された風景」の5つのテーマで構成。歌川広重の「東都名所 日本橋真景并ニ魚市全図」や、「江戸始図」などを通じ、巨大都市"大江戸"の繁栄の歴史を追う。
4月1日(日)・7日(土)の再オープン記念イベント「EDO→TOKYO VISION」では、"美意識"や"サステナブル"をテーマに、アーティストや有識者を招いたライブパフォーマンス、トークセッションを実施。
日本の歴史をテーマにした楽曲を製作し、アルバムでは椎名林檎、斉藤和義、持田香織など名だたるシンガーと共演することでも注目を集めるアーティスト・レキシによるスペシャルライブも行われる。
【詳細】
江戸東京博物館 再オープン
オープン日:2018年4月1日(日)
所在地:東京都墨田区横網一丁目4番1号
開館時間:平日9:30~17:30 土曜 9:30~19:30 ※入館は閉館の30分前まで。
休館日:毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
TEL:03-3626-9974(代)
常設展観覧料(企画展観覧料を含む):一般600円(480円)、大学生・専門学校生480円(380 円)、高校生・中学生(都外)・65歳以上300円(240円)、都内在学または在住の中学生・小学生・未就学児童は無料(個人・団体共通) ※( )内は20名以上の団体。※4月1日(日)のみ入館無料。
■特集展示「写楽の眼 恋する歌麿―浮世絵ベストコレクションー」
会期:2018年4月1日(日)~5月6日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室5階 江戸ゾーン「江戸の美」、「芝居と遊里」コーナー
■NHKスペシャル関連企画「大江戸」展
会期:2018年4月1日(日)~5月13日(日)
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 5F 企画展示室
■再オープン記念 WEEK「EDO→TOKYO VISION」江戸東京の歴史・文化とつながる一週間
①4月1日(日) テーマ「受け継ぐ美意識」
・14:00~15:30 ライブパフォーマンス/トークセッション
②4月7日(土) テーマ「サステナブルな暮らし」
14:00~15:50 落語/トークセッション
18:00~19:00 スペシャルライブ(レキシ) ※事前抽選の当選者に整理券を配布。3月26日(月)に公式サイトにて告知。ライブ観覧目的のみの来館は控えること。
会場:東京都江戸東京博物館 常設展示室内 中村座前