兵庫県で現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩 2018」が2018年9月8日(土)から11月25日(日)の期間で開催される。
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」は、六甲山の土地柄や景観を生かした現代アート作品を通じ、ピクニック気分で六甲山の自然を楽しみながら、11会場に点在する約37組のアーティストの作品を巡る展覧会だ。
見どころは、今回会場に加わった建築家・安藤忠雄設計の「風の教会(六甲の教会)」と、そこで展示される美術家・さわひらきの作品だ。さわひらきは、「領域」をテーマにして、映像と展示空間とが互いの領域を交差するような作品に取り組み、国内外で活躍している。
会場の「風の教会(六甲の教会)」は、大阪府の「光の教会」、北海道の「水の教会」と合わせて、安藤忠雄の「教会三部作」のひとつだ。建物は礼拝堂と鐘楼があり、それに続くコロネード(列中楼)、周辺の自然を区切り自立する壁で構成されている。
また、同じく新会場の記念碑台(六甲ビジターセンター)も注目である。ここでは、立体造形アーティスト・佐川好弘が制作した“漫画の吹き出しを模した言葉”の立体造形作品を鑑賞できる。同会場には、公募アーティストの黒川岳による“触って楽しめる”体験型の作品も展示される。
なお、紅葉の見ごろ時期に合わせ、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」の会場内に展示されているアート作品と紅葉のライトアップを行うとともに、 たか橋匡太氏による来場者参加型のザ・ナイトミュージアム限定作品の公開も実施する。
【詳細】
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018」
期間:2018年9月8日(土)~11月25日(日)
時間:10:00~17:00※会場により17時以降も鑑賞できる作品あり。
会場:全11会場
・六甲ガーデンテラス
・自然体感展望台 六甲枝垂れ(有料)
・六甲山カンツリーハウス(有料)
・六甲高山植物園(有料)、
・六甲オルゴールミュージアム(有料)
・六甲ケーブル
・天覧台
・風の教会(グランドホテル 六甲スカイヴィラ含む)(有料)
・六甲有馬ロープウェー(六甲山頂駅)
・記念碑台(六甲ビジターセンター)
・TENRAN CAFE(プラス会場)※鑑賞にはカフェ利用が必要
鑑賞チケット:大人(中学生以上) 2,000円(1,700円)、小人(4歳~小学生) 1,000円(850円)
※()内は前売り券の価格、前売券の販売期間は4月1日(日)~9月7日(金)。
※有料5施設を巡ることが可能。
■ザ・ナイトミュージアム
日程:10月19日(金)~11月11日(日)
時間:平日 17:00~18:30/土・日・祝日 17:00~19:30
場所:六甲高山植物園、 六甲オルゴールミュージアム
料金:
「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2018 鑑賞チケット」または「六甲高山植物園」大人620円、 小人310円
「六甲オルゴールミュージアム」大人1,030円、 小人510円
※会場となる2施設共通券も販売。