世界のミュージック・シーンに燦然と輝くセレブリティたちを撮り続けてきた写真家、ケヴィン・ウエステンバーグの初の個展「セレブの肖像 -ケヴィン・ウエステンバーグの視線-」が神戸ファッション美術館で2012年7月19日(木)より開催される。

被写体は、ザ・ローリング・ストーンズ、ビョーク、ボン・ジョヴィ、マドンナ、エミネム、ピート・ドハーティなど偉大なアーティストたち。ウエステンバーグのカメラによって切り取られた彼らのイメージは、時に彼ら自身の存在感を大いに膨らませ、また時に彼らの意外な一面を垣間見せる。イメージが重要視される20世紀以降のミュージック・シーンにおいて、そんなウエステンバーグの写真は、アーティストのイメージを一層輝かせてきた。

この展覧会は、セレブリティというもののイメージをクリエイトする写真家の存在と役割を、あらためて再認識する機会を与えてくれるだろう。

また、期間中はウエステンバーグ本人がその独特の表現を自身の作品にもたらす光と影のテクニックについてレクチャーするワークショップや写真についての講演会も実施。さらに、神戸の写真専門ギャラリーでもウエステンバーグの個展を同時開催されるので併せてチェックしたい。

【被写体ラインナップ】
アヴリル・ラヴィーン、B.B.キング、ビッフィ・クライロ、ビョーク、ボン・ジョヴィ、クリス・マーティン、コールドプレイ、コートニー・ラヴ、デヴィッド・ボウイ、デペッシュ・モード、エディターズ、エミネム、エリカ・バドゥ、エヴァン・ダンドゥ、ジェフ・ベック、キース・リチャーズ、カート・コバーン、リアム・ギャラガー、マドンナ、メアリー・J. ブライジ、ノラ・ジョーンズ、オジー・オズボーン、ポール・ウェラー、ピート・ドハーティ、レディオヘッド、トム・ヨーク、ロッド・スチュワート、ザ・ローリング・ストーンズ、スティング、ジュールズ・ホランド、U2、ザ・ホワイト・ストライプス、桃井かおり、荒木経惟、大竹伸朗、栗山千明、GLAY、EXILEなど

【展覧会情報】
■セレブの肖像 -ケヴィン・ウエステンバーグの視線-
Portrait of Celebrity -The vision of Kevin Westenberg-
会期：2012年7月19日(木)～10月2日(火)
開館時間：10:00～18:00(入館は17:30まで)
休館日：水曜日
入館料：一般 500円、小中高65歳以上 250円
※神戸ファッション美術館へ入館した方は「神戸ゆかりの美術館」の入館無料
※「小磯記念美術館」へは入館券の半券提示により団体料金で入館可能
※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方を観覧可能
会場：神戸ファッション美術館
住所：兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL：078-858-0050
URL：http://www.fashionmuseum.or.jp/

■Kevin Westenberg Photo Exhibition "Sounds From The Back Stage"
会期：2012年9月8日(土)～10月7日(日)
定休日：月・火・祝日
営業時間：12:00～18:00
会場：Gallery TANTO TEMPO(ギャラリー・タントテンポ)
住所：神戸市中央区栄町通2-1-3 3F
TEL：078-393-0810
URL：http://tantotempo.jp/

【関連イベント】
■講演会「Experiences in photography photo world 写真の世界で築いてきたもの」
日時：2012年7月19日(木) 14:00～(13:30開場)
会場：神戸ファッション美術館 5階オルビスホール
入場無料
定員：350名(先着順)

■ワークショップ「Light and Shadow」
日時：2012年7月20日(金)14:00～(13:30受付)
申込締切：7月13日(金)
写真家ケヴィン・ウエステンバーグが、その独特の表現を自身の作品にもたらす光と影のテクニックについてレクチャーする。
会場：神戸ファッション美術館 4階第1セミナー室
参加無料 / 要申込
対象：高校生以上
定員：30名
持ち物：カメラ
申込方法：氏名・年齢・電話番号、「ケヴィン・ウエステンバーグ ワークショップ希望」と明記の上、Eメール(宛先：workshop@fashionmuseum.or.jp)で申し込み。

■ギャラリートーク
日時：2012年7月28日(土)、8月25日(土)、9月29日(土) 各日14:00～(約30分)
解説：神戸ファッション美術館 学芸員
申込不要