「21st DOMANI・明日展」を国立新美術館にて開催。会期は、2019年1月23日(水)から3月3日(日)まで。
加藤 翼《Pass Between Magnetic Tea Party》2015
Courtesy of Toyota Municipal Museum of Art and MUIN-TO Production
若手の芸術家が海外で研修するのを支援する文化庁の「芸術家在外研修」は、1967年から50年以上実施され、日本のアートを支える多くの若者たちを育ててきた。「21st DOMANI・明日展」では、そんなアートの”明日”を創るアーティストたちが、海外での研修の成果を発表する展覧会だ。
本展のサブタイトルは、「元号と西暦のはざまで」もしくは「平成の終わりに」。平成最後となる年に、昭和の終わりに生まれ、平成に育てられたアーティストたち9名が作品を紹介する。彼らの作品は、映像から写真、インスタレーションに絵画まで実に多様でユニーク。学んできた国も、フランスやアメリカ、モロッコなど様々だ。”昭和”と”平成”、そして”日本”と”海外”など、あらゆるはざまに存在する彼らの作品を是非鑑賞してみては。
さらに、ゲスト作家として三瀬夏之介が登場。和紙や墨を用いた彼の作風は、そのルーツに日本画を彷彿とさせながらも、同時に現代的な佇まいだ。イタリア・フィレンツェでの滞在制作経験を持ち、その独特の神秘性は、海外でも評価されている。
【詳細】
「21st DOMANI・明日展」
会期:2019年1月23日(水)〜3月3日(日)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
住所:東京都港区六本木7-22−2
休館日:毎週火曜日
開館時間:10:00〜18:00、毎週金・土曜日は18時まで
観覧料:一般 1,000円(800円) / 大学生 500円(300円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金。