「箱根の山の金太郎」展が、2019年7月23日(火)から9月23日(祝・月)まで、箱根ラリック美術館にて開催される。
幼い頃、誰もが一度は触れたことのある物語であろう『金太郎』。心優しいだけでなく、クマにも勝る力持ちだったと言い伝えられる、童謡の主人公は、健康で元気な子供の象徴として古くから愛され、金太郎人形やのぼり旗といった伝統作品を生み出してきた。
「箱根の山の金太郎」展では、そんな日本人と親しみ深いキャラクター・金太郎にフォーカス。江戸時代後期に描かれた浮世絵や、全国各地で製作された土人形・民芸品とともに、金太郎の知られざる一面を紹介してく。
本展の見どころとなるのは、多くの日本人にとって親しみ深い金太郎の子供時代だけでなく、成長後の物語を描いた“大人時代”の作品群。源頼光に仕えた四天王の一人として活躍した金太郎伝説まで紹介しているので、少年期から大人時代までの金太郎を深く知ることができそうだ。
なお箱根ラリック美術館が位置する箱根町・仙石原は、金太郎伝説の舞台の1つである金時山を見渡すことができるスポット。童謡の縁の地で、時代を超えて愛される金太郎の世界を楽しんでみてはいかがだろう。
【詳細】
「箱根の山の金太郎」展
会期:2019年7月23日(火)~9月23日(祝・月)
場所:箱根ラリック美術館
住所::神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
TEL:0460‐84-2255
開館時間:9:00〜17:00(※年中無休/美術館入館は 16:30まで)
入館料:大人 1500円/大・高生・シニア(65歳以上)、1300円/中学生・小学生 800円