オススメ「音楽映画」を一挙に紹介。ロックやクラシック、ジャズなど、様々な音楽で物語を彩る人気作品を集めた。ミュージカルや伝記映画、ドキュメンタリーなど、各ジャンルごとにまとめているので、是非あなたの気になる一作を見つけ出してほしい。
第89回アカデミー賞において、「歌曲賞」「作曲賞」をはじめとする数々の賞を受賞したミュージカル作品。一度聞いたら耳から離れない音楽と共に、夢を追いかける男女2人の切ないロマンスを描く。映画内では、ライアン・ゴズリング×エマ・ストーンが恋人役となり、美しい歌声を披露している。
アメリカに実在した伝説のエンターテイナー P.T.バーナムの、夢と愛に生きた人生を描いたミュージカル作品。サーカスの基礎を作ったと言われている主人公のP.T.バーナムを演じるのは、ヒュー・ジャックマン。トニー賞 ミュージカル主演男優賞を受賞した経験を持つその圧巻の美しい歌声で、物語に彩りを与える。またディズニーチャンネル出身の実力派キャスト ザック・エフロンやゼンデンヤらも出演。
映画『マンマ・ミーア!』は、人気ポップ・グループ「ABBA」のヒット曲で構成され、全世界でロングランヒットを記録した舞台の映画化作品。結婚式に自分の“父親かもしれない”母親・ドナの元恋人たちを招待したことで巻き起こる大混乱を描いたミュージカル・ラブコメディだ。続編『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』は、のちの父親候補となる男性たちとのロマンスを描くドナの青春時代が舞台。お馴染みの名曲と共に、過去と未来を紡ぐ新しい物語が描かれる。
魔法の使える家庭教師メリー・ポピンズと、バンクス家の人々の交流を描いたミュージカル映画が約半世紀ぶりにカムバック。今回は、前作の20年後が舞台。大恐慌時代のロンドンを背景に、窮地追いやられていたバンクス家に、再びメリー・ポピンズが現れる。昔と1ミリも変わらぬ容姿の彼女が起こす奇跡で、バンクス一家は幸せを取り戻すことができるのか。主演は、エミリー・ブラント。
『ピッチ・パーフェクト』シリーズは、2006年から2007年にかけての大学アカペラ選手権シーズンを追った、編集者ミッキー・ラプキンによるノンフィクション小説を原作とする音楽コメディ映画。美しいハーモニーと、グルービーなダンスで彩られる映画は、見ているだけでハッピーな気分へと誘ってくれる。
1957年に誕生したオリジナル・ブロードウェイ・ミュージカルが、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作で映画化。1957年のNYを舞台に、少年非行グループの闘争の中、若い男女が許されざる恋に落ちる物語を、美しい音楽と共に描く。主人公のトニーを演じるのは、『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート。その他トニー賞の受賞経験を持つ実力派キャストらが揃う。
猫たちを主人公にした人気ミュージカル作品が映画化。英国ロイヤルバレエ団でプリンシパルダンサーを務めるフランチェスカ・ヘイワードが、白猫のヴィクトリアを演じるほか、人気歌手のテイラー・スウィフトやコメディアンのジェームズ・コーデンなど、多彩なジャンルで活躍する著名人たちが“キャッツ”の一員となる。毛むくじゃらの衝撃的なビジュアルはもちろん、彼らの美しい生歌にも注目だ。
伝説のロックバンド「クイーン」のリード・ヴォーカルを務めたフレディ・マーキュリーの波乱万丈な人生を描いた伝記映画。主人公のフレディ役を演じたラミ・マレックは、第91回アカデミー賞にて主演男優賞を受賞。魂が乗り移ったかのような演技で、観客を作品の世界へと引き込んだ。実際のフレディの生声を使用した、クイーンの名曲の数々を楽しめるのも本作の醍醐味。
音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞した経験を持つエルトン・ジョンの人生に焦点を当てたミュージック・エンターテイメント作品。『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンが、伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がっていったエルトン・ジョンの青年時代を演じる。過酷なボイストレーニングを経て、吹き替え無しで歌いきったという渾身の美しい歌声にも注目だ。
クリント・イーストウッド監督作、伝説的ポップグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の真実の物語を描く感動のヒューマン・ドラマ。「ザ・ビートルズ」以前に世界を席巻した「ザ・フォー・シーズンズ」は、代表曲「シェリー」の大ヒットを皮切りに、3曲連続でビルボード1位を独占。その栄光の矢先に訪れる、裏切りや挫折、別離…といった知られざる彼らの苦悩を美しい楽曲にのせて描く。
レディー・ガガ初主演となる『アリー/ スター誕生』は、音楽での成功を夢見る女性アリーが、国民的ミュージシャンにその才能を見出されることで、スターへの階段を駆け上がっていく姿を描いた物語。レディ・ガガの歌声で彩られる作品は、第91回アカデミー歌曲賞を受賞。監督と兼任して、ミュージシャン役を務めたブラッドリー・クーパともデュエットを披露している。
ジャズドラムを学ぼうと名門音楽学校に入った青年と、彼にすさまじいスパルタ的指導を行う教師の姿を描いた作品。実はこの物語は、監督を務めたデイミアン・チャゼルのトラウマ級の実体験をもとに製作されたもの。のちに『ラ・ラ・ランド』でアカデミー監督賞を受賞することとなる若き天才監督の学生時代を垣間見ることができる。
映画『イエスタデイ』は、”もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら?”というユニークな設定をもとに展開していくドラマ作品。ザ・ビートルズの名曲と共に、音楽、夢、友情、愛を描いていく。劇中には、人気ミュージシャン エド・シーランが“本人役”として出演したことでも話題に。
映画の舞台は1985年、歴史的な不況に突入したアイルランド・ダブリン。そこで出会った“人生どん底”の少年たちがバンドを組み、切ない恋と友情が加速していく様子を描く。物語を彩るのは、80年代のブリティッシュ・ミュージック。オリジナルソングに加え、迷える若者の救世主だったデュラン・デュラン、A-HA、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムといった懐かしの楽曲を楽しむことができる。
物語は、父娘がひょんなことから自分たちの楽曲を音楽ストリーミングサービスにアップしたことから始まる。思いがけず大反響を呼んだことで、音楽の道を一度はあきらめた父は歓喜!娘のサムと本格的なバンド活動をしようと持ち掛ける。しかしサムにはサムで、医大に入学するという大きな夢がある。お互いの夢を持つ中、親子が選んだ感動の結末とはー。
“全ての人の中にある、輝けるスターを見つけ出す”をテーマに、動物たちが歌唱コンテストを目指す姿を描いたミュージカル・コメディムービー。劇中では、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガなど、一度は耳にしたことがある大物アーティストの楽曲を動物たちが熱唱。およそ65曲に及ぶヒット曲を楽しめる。第74回ゴールデングローブ賞においては、主題歌賞に選出された。